音が与える心理的影響とは?
と気になっている方
この記事では
- 音楽が心理に与える影響
- 音で変わる行動心理
についてお話していきます。
現代社会では、音が私たちの心理を支配していると言っても過言ではありません。
なぜなら、普段、何気なく聞いている音楽や生活音と私たちの心理には深い関係性があるからです。
音が私たちの心理に与える影響をご紹介していきます。
音楽が心理に与える影響

現代はますます情報にあふれた世の中になっています。
目にしたくない情報はまぶたを閉じれば回避することはできますが、音はそう簡単に防ぐことができません。
自然に耳から入ってくる音は、私たちの心理にどのような影響を与えているのでしょうか?
■人の感情に対して直接的な影響
聴覚は人の大脳(感情をつかさどる部分)と結びついています。
喜びや怒りといった感情とのつながりが深いため、音楽を通じてその影響を受けると考えられます。
例えば、アップテンポな曲を聞くと元気になったり、悲壮感がただよう曲を聞いた時は悲しい気持ちになってしまった、そんな経験ありますよね。
■人の記憶に対する間接的な影響
音楽を聴くことで思い起こされる記憶や感情にも影響を与えます。
例えば、子供時代や青春時代に流行した歌を聴くと、当時の記憶がよみがえることで、楽しかった思い出にひたりながら、心が明るくなったことはありませんか?
その他に、他人と一緒に音楽を楽しむことで、人のつながりが生まれます。
例えば、一緒に歌ったり、音楽に合わせて踊ったりすることで、人々の心をつなぐ社会的な影響もあります。
音楽はこんなにも私たちの心理に影響を与えているんですね。
私も子供の運動会で流れたBGMを聴くと、今でも感動の涙が出てしまうほどですから。
音で変わる行動心理

音といっても音楽や生活音、人の声など様々な音が休みなく自然と耳から入ってきます。
聞いているのは耳ですが、その音を認識しているのは脳なのです。
脳が音をどう認識するかで、私たちの行動はポジティブになったり、ネガティブになったりするのです。
その具体的な例をご紹介していきます。
■音楽からの影響は個人差がある
同じ音楽を聴いていても好みや好き嫌いにより、受ける印象は人によって異なります。
例えば、テンポやリズムの穏やかな音楽に鎮静効果があるとしても、激しいリズムでテンポの速いロックなどを好む人にとっては退屈と感じるかもしれません。
■お母さんの子守歌で心がリラックスする
赤ちゃんはお母さんの子守歌でスヤスヤと安心して眠ります。
お母さんの穏やかな声は、赤ちゃんにとって安心材料でしかありません。
その他に、小川のせせらぎの音やセミの鳴き声などを聞くと、故郷を思い出しながら、リラックス効果を自然に得ることができています。
EarZzzでは、気持ちがリラックスできたり、前向きになれるような音楽をYouTubeで配信しています。
おやすみ前や休憩時間にぜひお試しください。
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対人関係でいえば、相手の声が高いか低いか、早口かゆったりかでかなり相手の印象が変わります。
その受けた印象で、相手への行動も変わってくるので不思議です。
子供も私の顔を見なくても、声のトーンだけで怒っているのか喜んでいるのかを見極めていますから。
まとめ
音楽が心理に与える影響と音で変わる行動心理についてご紹介していきました。
- 音楽が心理に与える影響は、感情に対する直接的な影響と記憶に対する間接的な影響がある。
- 音で変わる行動心理は、脳がどう音を認識するかでポジティブやネガティブになる。
自然と耳に入ってくる音が、こんなにも私たちの心理に深く関係していたとは驚きました。
今度、不快な音楽や気になる生活音が聞こえてきた時は、ちょっとその場から離れてみるといいかもしれませんね。
そして、穏やかな気持ちになりたい時は、心地よい音楽を聴いたりや大好きな人たちとおしゃべりするといいでしょう。
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