音が気になってしまう音の過敏症は病気?
と悩んでいる方
この記事では
- 音の過敏症とは?
- 音の過敏症は病気?それとも自律神経の乱れ?
についてお話していきます。
今まで気にならなかった音や声が気になったり、うるさく感じてしまうことを音の過敏症というらしいけど、これって病気なの?と悩まれている方も多いのではないでしょうか。
音の過敏症の治療法はまだ確立されていないため、様々な情報が飛び交っています。改めて、音の過敏症とはどのような症状なのかを解説していきます。
音の過敏症とは?
今まで気にならなかった音、例えば、ドアを開け閉めする音や掃除機の音などの生活音が気になり始めた方は、もしかしたら音の過敏症かもしれません。
■音の過敏症とはどんな症状?
音の過敏症とはどんな症状なのでしょうか。
- ほんの少しの物音、あるいは普通レベルの物音を敏感に感じ取り、音が脳内で増殖している状態。
- 小さい物音だと分かっていても異常に大きく感じ、それを必要以上に驚いたり、不快に感じている状態。
今まで気にならなかった音が気になるようになり、それが不快に感じるようであれば、それは音の過敏症かもしれません。
■音の過敏症の原因
音の過敏症の原因は様々な要因が考えられます。
・感音難聴
先天的な原因による難聴(先天性難聴)は、出生時に難聴が生じています。
後天的に発症する難聴(後天性難聴)には、外傷、加齢、過度の騒音、メニエール病、髄膜炎など、様々な原因が考えられます。
・顔面神経麻痺
ウイルスの感染・腫瘍・糖尿病・中耳炎などによって起こる原因が明らかな症候性顔面麻痺と、ベル麻痺といって原因が不明な特発性顔面麻痺があります。
・耳管機能不全
元々閉じて適時開く耳管ですが、開きっぱなしになる(耳管開放症)・閉じっぱなしになる(耳管狭窄症)の2つの状態が、両者ともに耳の詰まった感じになったり、自分の声が反響する感じになります。
・ストレス
現代ではどんな病気にも関係しているストレス。
このストレスで音に対する脳の感度が過敏になっています。
音の過敏症の原因は様々なため、原因をつきとめるには根気よく医師と相談していくことが必要です。
音の過敏症は病気?それとも自律神経の乱れ?
音の過敏症は病気なのでしょうか?それとも現代ではよく耳にする自律神経の乱れからくるものなのでしょうか?
■音の過敏症は自律神経の乱れ
耳の機能的な病気ではないと診断された場合、他に考えれらる音の過敏症の原因は、自律神経の乱れが大きく関わっていると考えれます。
- 自律神経の主な役割は、循環器(心臓と血管)のコントロール。
- 自律神経が乱れると心臓や血管のコントロールも乱れてくる。
- 音が気になるという症状は血流の低下(自律神経失調症)が関係してる。
私も長男を出産後に、急に生活音が気になり始めたり、耳鳴りがするようになったことがあります。すぐに耳鼻咽喉科へ受診したのですが、特に原因は見つかりませんでした。
でも音が気になって仕方がなかったため、音への応急処置として外からの音を防ぐ耳栓を使ったり、いつもより休養をとったりすると、気持ちがリラックスできたのか、今では音が気にならなくなりました。
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まとめ
音の過敏症とは?と音の過敏症は病気?それとも自律神経の乱れ?について解説していきました。
- 音の過敏症とは、通常の環境音に対する嫌悪的または苦痛な反応を伴うような症状のこと。
- 音の過敏症は、間接的な病気が原因の場合や自律神経の乱れからくることもある。
現代では音の過敏症で悩まれている方が多くなっていると聞きます。
自分だけが音に過敏になっているのでは?と悩んでいる方は、まずは病院を受診して病気でなければ、耳栓をして音を遮音したり、いつもより休養をとってリラックスしてみてくださいね。
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