音に敏感でイライラするのはなぜ?
と悩んでいる方
この記事では
- 過剰な音が聴覚を疲労させている
- 聴覚疲労を軽減させる方法
についてお話していきます。
「些細な生活音が気になってきたせいか、疲れやすくなってしまった」と、疲れの原因がハッキリしないまま毎日を過ごされている方はいらっしゃいませんか?
もしかすると、その疲れの原因は過剰な音による聴覚疲労かもしれません。
過剰な音が聴覚を疲労させている
聴覚過敏はご存知でしょうか?
聴覚過敏とは感覚過敏の一つで、周りの音が激しい苦痛や不快感を伴って聞こえる状態のことです。
しかし、聴覚過敏の明確な定義はまだハッキリと定まっていません。
では、もしかすると、それは過剰な音が原因で聴覚を疲労させているのかもしれません。
■過剰な音に気づいていない!?
目は、意識的に一度にたくさんの情報を取り込んでいます。
長時間そのような状態が続くと、眼精疲労として目や頭の痛みを訴えます。
しかし、耳は目と違って、無意識にたくさんの音を取り込んでいるため、気づかないうちに過剰な音で聴覚疲労を引き起こし、その原因が分からないまま不調を訴え続けます。
■過剰な音がもたらす体の不調
過剰な音が体の不調を引き起こすことが分かっています。
自律神経が疲労して、集中力の低下や気分のいらだちなどを引き起こします。
特に子供は過剰な音の影響を受けやすいと言われていますので、十分に気をつけてあげましょう。
■「前意識」が聴覚疲労のカギ
意識的に聞いている音と、無意識で聞いていない音は問題ないのですが、フロイトの深層心理学で使われている「前意識」で聞いている音が、聴覚を疲労させるかどうかのカギを握っています。
「前意識」で聞いている音は、本人の自覚のないままに音がどんどん脳にストックされるため、その音を心地良いか不快に感じるかで、疲労感も変わってくるのです。
人は聞いていなくても、自然に耳から音が入ってきています。
それが無自覚に行われているため、体が不調になっても、それが過剰な音のせいだとは気づきにくいのです。
聴覚疲労を軽減させる方法
聴覚が疲労していると感じた時は、何よりもリラックスすることを優先してください。
リラックスすることが聴覚の疲労を軽減させてくれます。
聴覚疲労を軽減させてくれる方法をいくつかご紹介していきます。
- ストレスや疲れを感じた時は、2~3分間、目を閉じ深呼吸をして静かにしてみましょう。
- 聞こえにくいなと感じたら、周囲の雑音などの聞こえの障害になるものを取り除くようにしてみましょう。(例えば、静かな場所で電話したり、車内では音量のボリュームを下げてもらったり、騒がしい環境より静かな場所に移動するなど。)
- 昼食時、カフェなどの人が多い場所ではなく、屋外など1人になれる場所で食事をとるようにしましょう。
- テレビを見る代わりに本を読んだり、聞くことから耳を休ませてあげましょう。
- 仮眠(30分以下の短い睡眠)を取り入れてみましょう。
私はデスクワークのため、目を休ませるために1時間に1回の休憩は必ずとっています。
そして、何が原因かは不明なのですが、時折、心がザワザワすることがあります。
そのような時は、耳栓をすることで静かな空間を作り出し、場所を移動することなくその場で深呼吸をしています。
聴覚の疲労を回復させるために、状況に応じた方法をぜひ試してみてくださいね。
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まとめ
過剰な音が聴覚を疲労させていると聴覚疲労を軽減させる方法についてご紹介していきました。
- 過剰な音が聴覚を疲労させている。
- 聴覚疲労を軽減させる方法はとにかくリラックスすること。
知らず知らずのうちに、脳に大量の音がストックされて、それが聴覚の疲労を引き起こす原因となっています。
いつもと違って集中できないな、といらだちを感じた時は、その場から離れて静かな場所で短時間でもリラックスすることをおすすめします。
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