自律神経失調症でよく眠れない…
と悩んでいる方
この記事では
- 自律神経が乱れるワケ
- 睡眠音楽で自律神経が整う!?
についてお話していきます。
ストレス社会といわれている現代では、心地良い眠りにつけず、長い間悩まれている方も多いと思います。
まずはリラックスすることが一番です。リラックスする方法の中で、睡眠音楽は自律神経の乱れを整える効果があるといわれています。
自律神経が乱れるワケ
理由もなくイライラしたり、身体がだるいのに眠れない、といった身体の不調はありませんか?
特に、環境の変化や季節の変わり目にそのような症状を感じる場合は、自律神経が乱れているサインかもしれません。
■自律神経とは
自律神経とは、交感神経と副交感神経の2つから成り立っており、身体の働きを調整する神経のことです。
主に交感神経は身体の働きを促し、副交感神経は身体を休ませる役割があります。
例えば、食事をした時に食べ物を消化したり、暑い時には汗をかいて体温を下げたり、といったことです。しかし、この自律神経のバランスが乱れてくると、身体に様々な不調を感じてきます。
■自律神経が乱れる症状
自律神経が乱れると、身体と心で下記のような症状が起こってきます。
・身体の不調
突然の発汗やほてり、急な動悸や息切れ、めまいを伴う頭痛、だるいのに眠れない、食欲の低下、下痢や便秘など
・心の不調
理由もなくイライラする、ちょっとしたことでパニックになる、とにかく不安、やる気が出ないなど
■自律神経が乱れるワケ
自律神経は無意識下で乱れているため、原因を取り除く必要があります。
自律神経は自分で意識的に調整することができないからです。その主な原因を3つあげてみます。
1.季節の変わり目の変化
季節の変わり目は、特に気温や気圧が変わりやすくなっているため、その変化に無理に対応しようとして自律神経が乱れやすくなります。
2.日々のストレス
日々のストレスは、自律神経が乱れる大きな原因の一つといわれています。
例えば、緊張してトイレが近くなったり、心臓がドキドキしたり、汗をかいたりといった状態は、過度の緊張というストレスを感じて自律神経が活発に働いているからです。
3.不規則な生活
不規則な生活は、身体のリズムが崩れることで交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかず、自律神経が乱れる原因となります。
私たちの身体は一定のリズムで生活しているため、それに合わせて自律神経が働き、常に健康的な状態を保っています。
睡眠音楽で自律神経が整う!?
自律神経の乱れは、ちょっとした日々の習慣の改善で整えることができます。
その中でも簡単に行えるのが「睡眠音楽を聴く」ことです。睡眠音楽が自律神経を整えてくれるのです。
■睡眠音楽が自律神経を整えてくれるワケ
自律神経が乱れた時の症状に不眠があります。
不眠の症状は、夜間に辛いだけでなく昼間の眠気や集中力の低下、身体のだるさなどの悪影響を及ぼします。
この不眠を解消する方法として効果的なのが睡眠音楽です。睡眠前に身体をリラックスさせる音楽を聴くことで、スムーズな入眠へと導いてくれます。
その結果、自律神経も整ってくるのです。
■おすすめの睡眠音楽
穏やかな睡眠へと導いてくれる睡眠音楽の特徴は、歌詞が入っていない・自然音である・高周波音を含む音楽などです。
・歌詞が入っていない音楽
歌詞が耳に入ってくると、脳がリラックスするどころか覚醒してしまいます。
心地よい入眠へと導いてくれるには、歌詞が入っていないインストルメンタルの音楽をおすすめします。
・高周波音を含む音楽
単調でテンポが乱れないゆったりしたメロディも脳をリラックスさせ、α波を発生しやすくさせます。その代表的ともいわれるモーツァルトの音楽には、3,500~4,500ヘルツの高周波音が多く含まれているのでおすすめです。
・自然音
川のせせらぎ、波の音、鳥のさえずりなど、自然の音を収録したヒーリング音楽も、α波を発生させる音楽です。
自然の音に含まれる「1/fゆらぎ」のリズムと共鳴し合うと、気分も身体もリラックスした状態にさせてくれます。
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まとめ
自律神経が乱れるワケと睡眠音楽で自律神経が整う!?についてご紹介していきました。
- 自律神経が乱れる原因は、季節の変わり目の変化・日々のストレス・不規則な生活など。
- 睡眠音楽は心も体もリラックスできるので自律神経が整う。
自律神経の不調は多くの人が抱える悩みです。
しかし、健康的な生活習慣を送り上手にコントロールすることで自律神経を整えることもできます。
睡眠音楽を上手に活用して、心も身体もリラックスさせていきましょう。
#耳のしあわせラボ