耳鳴りや難聴を改善する方法は?
と気になっている方
この記事では
- 音楽の持つ癒し効果
- リラックス効果のある音楽
についてお話していきます。
ほとんどの人があまり気にかけていない耳の調子。
目のように「かすんできた」 「ぼやけてきた」といったような自覚症状がなく、気づかないうちに、聴力の衰えや難聴が始まっていることもあります。
そんな時、「耳を休める=無音状態にする」と思われている方も多いと思います。
しかし、最近では耳鳴りや難聴の時こそ音楽を聴いて心を癒す「音楽療法」で、音楽の癒し効果が発揮されているのです。
音楽の持つ癒し効果
好きな音楽を聴くだけで、自然にリラックスしていませんか?
小川のせせらぎや波の音を聞いていると、不思議と心が落ち着きませんか?
このように、音が心理的に心を癒す力をもつことはよく知られています。
最近では、音楽療法やヒーリングミュージックなどの音がもつ癒しの効果に注目が集まっています。
■「音楽療法」音楽が人の心を癒してくれる
音楽療法は精神的な治療に応用されています。
例えば、音楽を聴いたり、歌ったり、演奏することなどで、不安やうつ状態を和らげる効果をあげています。
そして、音楽療法士という資格を持った方が、老人ホームや病院施設などの様々な場所で実践され、自閉症や失語症、うつ病の治療などで効果が期待されています。
■「1/fのゆらぎ」心地よい音に癒しの効果がある
ヒーリングミュージックなどには、心地よさを感じる微妙な「ゆらぎ」があります。
このゆらぎが「1/fゆらぎ」と呼ばれ、メトロノームの音とラジオの雑音の中間にあたり、規則正しさと不規則さが調和している状態のことを示します。
例えば、そよ風や小川の流れ、人の体もこのリズムで動いているため、自然に人間の脳波や筋肉の緊張をリラックス状態に導いてくれるのです。
クラシック音楽などにもこのリズムがあるので、この独特のゆらぎが私たちには心地よさとなって伝わってきます。
リラックス効果のある音楽
音楽が人の心を癒すリラックス効果があることは根拠があり、科学的にも証明されています。
音楽が人の心にどんな効果をもたらすのかを研究している学者は、「音楽は心を安らかにするセロトニン(幸せホルモン)を分泌させることができる」と述べています。
■モーツァルトは難聴治療に効果あり!
和音が豊富なモーツァルトの音楽には、4000ヘルツ以上の高周波音が、風のそよぎや川のせせらぎのようなゆらぎ音と共に、バランス良く組み込まれています。
そのため、モーツァルトを聴くと心の不安が取り除かれ、心身をリラックスに導く副交感神経に効果があるため、心身の疲労やストレスも解消してくれるのです。
■ヒーリング音は心を落ち着かせる効果あり!
最近増えているのが、ストレス性の耳鳴りや難聴です。
心身にかかる過剰なストレスは、臓器や器官の働きを自然に調節する自律神経の働きをくるわせて、内耳に存在するリンパの緊張を引き起こしています。
このような耳の不調を改善させるために、効果的なヒーリング音を聴くことで、心を落ち着かせることができます。
EarZzzでは、気持ちがリラックスできたり、前向きになれるような音楽をYouTubeで配信しています。
おやすみ前や休憩時間にぜひお試しください。
【耳の休息ch】耳のしあわせ Music Lab.は>>こちら
まとめ
音楽の持つ癒し効果とリラックス効果のある音楽についてご紹介していきました。
- 音楽の持つ癒し効果は、「音楽療法」や「1/fのゆらぎ」で発揮されている。
- リラックス効果のある音楽は、モーツァルトやヒーリング音などがある。
騒音が絶え間なく頭に響きわたる耳鳴りは、日常生活に支障をきたし、精神的な不安を増大させます。
そして難聴は、対人関係を低下させたり、社会との積極的な関わりを抑制します。
そんな不安を抱えている方はぜひ、モーツァルトやヒーリングの音楽を聴いて、音楽の癒しの効果を最大限に活用してみてくださいね。
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