SNSをチェックしないと気になる
と悩んでいる方
この記事では
- ネット依存症は自律神経を乱す原因
- SNSとうまく付き合う方法
についてお話していきます。
インターネットは、もはや日常生活では切っても切れない便利なツールとして活用されています。
しかし、「ネット依存症」という病名がついているように、現代人の体調を崩してしまうほどの悩みのツールになっていることも間違いありません。
ネット依存症は自律神経を乱す原因
「私はネット依存症ではありません」と答える人ほど、実はネット依存症になっている可能性があります。
なぜなら、インターネットは知らず知らずのうちに、私たちの感情に大きな影響を与えています。
そして、自律神経を乱す原因となっているのです。
■ネット依存症の原因は人間関係
ネット依存症の原因は、人間関係によるストレスだといっても過言ではありません。
なぜなら、私たちがストレスと感じる9割は、人間関係に原因があるといえるからです。
極端にいえば、ごく少数の仲良し以外とは誰とも関わらずに生きていくことができれば、人間関係によるストレスはほぼゼロにできるでしょう。
しかし、インターネットが普及した現代社会では、なかなかそういうわけにはいきません。
■「見ざる聞かざる言わざる」と正反対の状態
ここ10年で急速に普及したインターネットは、まさに「見ざる聞かざる言わざる」とほぼ正反対の状態を作り出しています。
自己顕示欲、承認欲求を満たせる反面、他人のステキな情報を目にすることで引け目を感じたり、コンプレックスを抱くことは強いストレスになります。
一方で、自分からの発信が、誰かのストレスになっている可能性もあるのです。
■インターネットは自律神経を乱す存在
インターネットは中毒性が高いため、時と場合によっては自律神経を大きく乱す存在になる可能性があります。
ポイントは「他人が過度に気になるかどうか」ではないでしょうか。
単に情報として収集しているのではなく、自分より優れている人を見てつらい気分になる、自分より劣っているように見える人を見て優位な気分になる、などは自律神経の面から考えると健全とはいえません。
SNSとうまく付き合う方法
現代はインターネットに接している時間も徐々に長くなってきており、今後更に様々な問題が顕在化するでしょう。
また、幼児期からスマホやタブレットを利用することによるメリットもデメリットも未知数です。
大人も子供も、まさにこれから様々な影響が発見される可能性があります。
自分自身が、インターネット依存にならない、子供たちをインターネット依存にしないために、いくつかのポイントをお伝えします。
■インターネット依存を知る
インターネット依存は、まだ生まれて日の浅い依存症です。
今とは異なる、様々な状況の変化も起きることが予想されるほど未知数です。
インターネットはもはや生活と切っても切り離せないツールのため、前向きに意識を向けて、有効活用する方法を考えることも必要になります。
常に最新の情報を入手し、予防への意識をアップデートするように心がけましょう。
■自分自身の機器利用を定期的に省みる
何も考えず、スマホでSNSやニュースサイトを見たりしていませんか?
就寝前にちょっと10分だけと思い、「スマホでゲームを始めたらいつの間にか2時間経ってしまった」という人は黄色信号です。
依存の入り口はそういう目的意識のない惰性に隠れています。
極力、情報機器を使う際は、何をするかの目的を決め、使用時間を決めることが大切です。
規則的に機器を利用することができ、ダラダラとした利用をやめることができます。
■インターネットの無い環境を作る
時には、インターネットの無い環境に臨むことも必要です。
「今日は1日使わない」とカバンの中にしまったり、電波の届かない場所に行くキャンプなど、環境作りの工夫をおすすめします。
もしこの取り組みの間に、デジタル機器が気になってソワソワしてしまうよう、もしくは頻繁にスマホを使いたがるようなことがあれば、デジタル機器への依存が生まれている可能性が高いので要注意です。
インターネット利用以外の時間の使い方へ誘導し、様々なことに意識を向けられるように意識する必要があるといえます。
まとめ
ネット依存症は自律神経を乱す原因とSNSとうまく付き合う方法について解説していきました。
- ネット依存症は、人間関係によるストレスが原因であると共に、自律神経を乱す原因でもある。
- SNSとうまく付き合う方法は、①インターネット依存を知る②自分自身の機器利用を定期的に省みる③インターネットの無い環境を作るなどがある。
インターネットに依存しすぎず、情報収集のツールとしての良い面だけを切り取って上手に使えるといいですね。
そして、その代わりに、インターネットに費やす時間を自分自身を充実させることや健康を向上する時間にあてることをおすすめします。
そうすれば、「ネット依存症」から解放されるかもしれません。
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