小さな音が気になる
と悩んでいる方
この記事では
- 音に関する悩み
- 聴覚過敏の方におすすめの耳栓
についてお話していきます。
「普段は気にならない音が急に不快に感じる」「突然音が頭に響いてくる」など、音に関する悩みを抱えている人は年々増えています。
原因がハッキリしないため、放っておく人も多いようです。
ひどい症状で日常生活に支障が出るようにならないために、不快な音を軽減してくれるおすすめの耳栓をご紹介します。
音に関する悩み
周りの音が我慢できないほど大きく感じられてイライラしたり、非常に気になってしまうことはありませんか?
それはもしかすると、聴覚過敏かもしれません。
一方、現代の若者たちはイヤホンやヘッドホンで音楽を聴くため、「ヘッドホン難聴」といって問題にもなっているほど、音に関する悩みは尽きません。
■聴覚過敏とは
聴覚過敏とは感覚過敏のひとつで、周りの音が激しい苦痛や不快感を伴って聞こえる状態を指します。
しかし、聴覚過敏は、音に不快感をもっているという「状態」で、あくまで病気ではありません。
そして、現時点で明確な定義はなく、専門家によって定義は様々です。
例えば、てんかんや顔面神経麻痺など他の病気や不安や抑うつ、疲労などの心理的な要因などで年齢を経て現れることがあります。
また、症状の度合いもばらばらです。
発達障害の自閉スペクトラム症の特性のひとつに、聴覚過敏があげられていますが、発達障害のある人に必ずしも聴覚過敏があるわけではありません。
■聴覚過敏の症状
ほとんどの人には普通に感じられる程度の周りの音が、異常に大きく感じたり、苦痛を伴って感じられることがあります。
耳の奥が痛くなったり、頭痛やめまいなどを伴うこともあります。
定義があいまいな聴覚過敏ですが、「音が響く」ことが症状を表すひとつのキーワードになります。
具体的には以下に紹介するような表現で症状を表わします。
- 耳をつんざくように音が響く
- 頭の中で音が反響する
- 耳に音が刺さって、脳が震える感じ
そして、不快感をもよおす音には個人差があります。
以下では、聴覚過敏の症状がある方にとって不快な音となりやすいものの例をいくつか紹介します。
- 掃除機やエアドライヤーなどの家電の音が耳に突き刺さるように感じる。
- 繁華街や駅での騒音すべてを等しく拾ってしまい疲れる。
- 赤ちゃんや子どもの泣き声が脳につんざくように響く。
- 喫茶店や人混みのざわざわする音と、目の前の人の声が同じ大きさで聞こえて、会話に集中できない。
- 蛍光灯のノイズ音がとても気になり、耐えられない。
特に、低い音よりは、女性の話し声や子どもの騒ぎ声、また食器が触れ合う音などの高い音を苦痛に感じる人が多いようです。
個人によって症状や度合いも様々です。
また体調が悪かったり、緊張やストレスがある時に、症状がより強くなることがあります。
■聴覚過敏のメカニズム
ではどのような原因で、聴覚過敏が発症するのでしょうか。
ここではそのメカニズムについてお伝えします。原因は1つだけではなく、組み合わさっていることもあります。
- 内耳で音を調整して伝達する機能に支障が出ている
大きすぎる音は瞬間的に遮断して、鼓膜のダメージを防ぐなどの本来的な役割が果たせなくなっているのです。
これには、メニエール病や顔面神経麻痺などに関する病気が影響している可能性もあります。
- 自律神経が乱れている
偏頭痛やうつ病などでも考えられる原因ですが、自律神経の乱れもあります。
交感神経が台頭し続けていて、緊張しっぱなしという状態です。
不眠症や不安症状、また頭や首の部分に手術した経験がある場合も、聴覚過敏症の原因になるとされています。
- ストレスがたまっている
同様に耳小骨筋の反射異常も、ストレスが原因となっている可能性があります。
多少の不快な音や大音量でも肯定的な気持ちで聞き入れ、耳小骨筋の反射機能を鍛える必要があるとの指摘もあります。
ストレスが脳に影響すると考えられていますが、まだ明確なメカニズムは解明されていません。
聴覚過敏の方におすすめの耳栓
聴覚過敏症の治療には、第一に根底にある原因の病気を治すことにあります。
しかし、本当の原因が分からない場合は、治療期間が長引くともいわれています。
特に精神的な要素が影響している場合は、ストレスの根元を取り除くことで解決することも大いに考えられます。
ストレスがなくなるまでの間、聴覚過敏の方におすすめの耳栓を試してみてはいかがでしょうか。
■耳栓の種類
耳栓には大きく分けて3つの種類がありますので、ご紹介します。
- スポンジタイプ
低反発スポンジのように加工され、柔らかくマシュマロのような粘度をもった耳栓です。
耳穴の中で膨らみ、隙間なく埋めることができるため遮音性は高くなります。
水には弱いので、水洗いはできません。
- シリコンタイプ
医療用にも採用されているシリコンなので、安心して使える耳栓です。
耐水性があるため、長時間使い続けても弾力性が落ちにくいのが特徴です。
汚れた場合、洗って繰り返し使うことが可能なのがメリットです。
- シリコン粘土タイプ
シリコンを素材とし、粘土のように形状を変化させられる耳栓です。
他の耳栓は一般的なイメージである耳穴に入れて使用しますが、シリコン粘土は耳穴に入れません。
耳穴の周辺を覆うことでシリコン粘土の膜を作り、騒音や雑音をシャットアウトします。
■耳栓の選び方
耳栓を選ぶ時に、何を重視するかで選ぶ耳栓が異なります。
シリコン製で耳の形を選ばずに使えるものや、イヤホンタイプのデジタル式など様々な耳栓があります。
これらを比較する際に確認したいポイントは、用途、遮音性、つけ心地です。
- 用途
勉強や仕事、睡眠など、様々な場面で役立つ耳栓ですが、どんな音から耳を守るかという用途を考えなければ、思うような効果が得られないかもしれません。
例えば、仕事で使うといっても、オフィスで集中したい場合もあれば、工事現場の騒音を防ぎたい場合もあります。
防ぎたい音の目安は、NRR値(現在の騒音を何dB(デジベル)下げることができるか)を見てみましょう。
しかし、NRR値同じであっても、耳栓によって防ぎやすい音域が異なるので、どんな音を防ぎたいか考えた上で選ぶと更によいでしょう。
- 遮音性
耳栓の一番気になるポイントは、やはり遮音性ではないでしょうか。
これを示す基準として、NRR(北アメリカを中心とした規格)やSNR(欧州連合を中心とした規格)があります。今回は日本でよく見られる表記の、NRRに焦点を当てて説明していきます。
NRR値は「現在の騒音を何dB(デジベル)下げることができるか」を意味しており、この値が大きいほど耳栓の性能が高いと考えることができます。
NRR値とdB値は同じように考えることができるので、「現在の騒音レベル(dB)-NRR値=耳栓をした状態の騒音レベル」となります。
例えば、50dB(普通の声)の状況で20NRRの耳栓を使えば、30dB(ささやき声)まで抑えることができるというわけです。
- つけ心地
遮音性が優れていても、つけ心地が合わないものは、耳が痛くて長時間使うことができません。
耳に合わないものは痛いだけでなく、隙間ができていて音が浸入する可能性もあります。そのため、つけ心地も見逃せないポイントです。
耳栓の形も様々なので、自分に合うものを探してみましょう。
■「声は聞こえて、周りの音はカットする」耳栓
「耳栓の種類」と「耳栓の選び方」をご紹介してきましたが、それではいったい「聴覚過敏」の方におすすめの耳栓はどういった耳栓なのでしょうか。
- 周りの気になる音を遮音してほしい
- 耳栓をしていても会話はしたい
- 普段からつけたいので耳が痛くならない耳栓
これらの悩みを解消してくれるのが「EarZzz Protect(イヤーズープロテクト)」です。
「減音フィルター内蔵」なので、周りの雑音をカットしてくれます。
ノイズリダクション機能を搭載しているので耳ケアはもちろんのこと、遮音値27dbなので装着中でも会話が可能です。
そして、耳に優しいシリコン素材で、汚れが気になる場合は水洗いして繰り返し使えます。
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まとめ
音に関する悩みと聴覚過敏の方におすすめの耳栓について解説していきました。
- 音に関する悩みは原因がハッキリしない場合が多いため、放置しておく人が多い。
- 聴覚過敏の方におすすめの耳栓は、「EarZzz Protect(イヤーズープロテクト)」。
ストレスが多い生活を送っていると自律神経が乱れ、聴覚過敏の症状が出く、また悪化したりすることがあります。
ストレスや疲労をためないように生活習慣を見直し、睡眠や休養を十分にとり生活リズムを整えることも大切です。
日常生活で「音が気になる」と感じる時は、なるべく大きな音のある場所を避けると共に、耳栓や耳全体を覆うタイプのイヤーマフ、ノイズキャンセリングイヤホンなどの遮音アイテムを活用することも有効です。
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