寝不足の日は人付き合いがうまくいかない
と悩んでいる方
この記事では
- 睡眠不足だと友達が減る!?
- ポジティブ睡眠法
についてお話していきます。
普段、スムーズに展開する会話が、睡眠不足だと途端にこじれてしまう、という経験はありませんか?
それは、睡眠不足が心身に悪影響を及ぼしているからなのです。
逆に、しっかりと質の良い睡眠をとれば、仕事や人間関係が順調になるということになります。
睡眠不足だと友達が減る!?
睡眠不足の日は、頭がぼんやりしたりイライラしたりして、いつもと調子が違うと感じていませんか?
それは内面的なものだけでなく、外見的にも悪影響が出てきます。
そして、周りの人も不快と感じて、自然と遠ざかっていくのです。
■睡眠不足だと魅力がなくなる!?
「人はぐっすり眠ると美しくなり、睡眠不足だと外見的な魅力がなくなる。
それは、数日間の睡眠不足でも人は醜くなる」という研究結果があります。
睡眠不足の時の顔を思い出してみてください。
「魅力的に感じない」「不健康そう」など、明るさや元気さのない暗い印象が思い浮かびませんか?
睡眠不足は外見にもマイナスの影響を与えるのです。
睡眠不足が続くと、元気がなさそうに見えるだけでなく、周囲から「近づくのはやめておこう」と思われて距離を置かれることにもなります。
■睡眠不足だとキレやすくなる!?
「睡眠不足だと、不快な感情刺激(他人の怒りの表情を見るなど)によって気分が悪化しやすく、不安になる」ことが確かめられています。
それは、喜怒哀楽が暴走しないようにする「脳のブレーキ」が効きにくくなっているからなのです。
普段なら気にならない上司や友達のちょっとした仕草や表情に悪意を感じ、そしてそれに対する腹立ちがなかなか収まらず、つい暴言を吐いてしまうようなことがあれば、それは睡眠不足による過剰反応かもしれません。
■睡眠不足だと表情が読み取れない!?
「人は質の良い睡眠がとれていないと、相手の表情を読み取る能力が低下する」ことが分かっています。
睡眠不足だと、相手が好意的な表情をしていても「自分を敵視している」と誤認してしまう傾向が強まるのだそうです。
睡眠不足が、人の表情を「好意的か、敵対的か」を区別することを鈍らせているのです。
他人の表情を区別できないだけでなく、真逆の認識を招くリスクを引き起こすのであれば、人間関係がトラブルになってもおかしくありません。
ポジティブ睡眠法
仕事が忙しかったり、つい夜ふかしをしてしまったりすると、睡眠時間を犠牲にしがちです。
それで人間関係がうまくいかないと嘆く前に、ポジティブ睡眠法を試すことで、魅力的なコミュニケーション能力を高めていきましょう。
■「おやすみモード」に切り替える
「おやすみモード」つまり、リラックス状態である副交感神経への切り替えには、約2時間必要だといわれています。
そのため、就寝前の2時間をリラックスして過ごすこと、これが質の良い睡眠のための必須条件であり、魅力的なコミュニケーション能力を高める必須条件にもなります。
医学的にいえば、「昼の神経」である交感神経から、「夜の神経」である副交感神経への切り替えが必要だということです。
仕事や外食から帰ってきて、すぐに布団に入ってもなかなか眠れないものです。
脳や身体が興奮した状態で、睡眠に入るのは無理なことなのです。
■就寝前30分のスマホは控える
「就寝前30分のスマホは控える」とおすすめしても、ほとんどの人は実践していないでしょう。
しかし、1日24時間慌ただしく過ごしているので、せめて30分だけは本を読んだり、静かな音楽を聴いたり、アロマをかいだりして、のんびり過ごしてみませんか。
どうしても、就寝前にスマホをチェックしないと落ち着かない人は、スマホの利用時間を5分だけから試してみましょう。
ただし、ずっとスマホをさわり続けたり、布団にスマホを持ち込んだりするのはやめましょう。
それだけでも、寝つきがよくなり、睡眠が深まる人は多いものです。
■ピークエンドの法則
ピークエンドの法則とは、冷水に手を入れて不快感を計測する実験で、最後の30秒だけぬるま湯に手を入れると、不快度が大きく減少したという実験から生まれたものです。
つまり、「終わり良ければ全てよし」といいますが、これは科学的に正しいのです。
日常生活での出来事は自分でコントロールできませんが、就寝前の考え事は自分でコントロールできます。
その際、ネガティブな体験ではなく、ポジティブな体験を思い出し、幸せな気分でそのまま眠りましょう。
そうすれば、「良い1日だった」という記憶が定着し、精神が安定することで睡眠も深まるのです。
まとめ
睡眠不足だと友達が減る!?とポジティブ睡眠法について解説していきました。
- 睡眠不足だと、魅力が減り、キレやすくなり、相手の表情が読み取れなくなることで、人間関係がうまくいかない場合がある。
- ポジティブ睡眠法は、①「おやすみモード」に切り替える②就寝前30分のスマホは控える③ピークエンドの法則などがある。
睡眠不足だと、普段ならたいして気にしない些細なことで、攻撃的な態度をとってしまうこともあるそうです。
円満だった人間関係に水を差すどころか、それまで構築してきた関係性を台無しにする可能性もあります。
しっかり睡眠をとっておかないと、コミュニケーション能力に支障をきたして、大切な人間関係を手放すことにもなりかねません。
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