睡眠不足が引き起こすマイクロスリープ-危険性と対処法

睡眠不足が引き起こすマイクロスリープ-危険性と対処法

同じ行を2回読んでいた…


と悩んでいる方


この記事では


  • ちゃんと寝ないと脳が居眠りをする
  • マイクロスリープの対処法

についてお話していきます。


パソコンのキータッチのミスを繰り返したり、呼ばれても返事をしなかったりという経験をしたことはありませんか?

これは、マイクロスリープと呼ばれる現象で、無意識のうちに起こっているため、自分では気づきにくく、車の運転中などでは大事故につながる可能性もあります。



ちゃんと寝ないと脳が居眠りをする

ちゃんと寝ないと脳が居眠りをする

授業中、自分では起きているつもりでも、突然先生に名前を呼ばれてビクッとする。

本を読んでいる時、同じ行を2回繰り返し読んでいて、一向に先に進んでいない

このような現象下では、一体何が起こっているのでしょうか。


■脳が居眠りをする「マイクロスリープ」

マイクロスリープとは、自分では眠気を感じておらず、目も開けたまま、映像も見えたままで、一瞬だけ脳の活動が停止してしまう現象のことです。

時間にして1~10秒程度という無意識に起きる瞬間的な居眠りのようなもので、睡眠不足から脳を守り、休ませようとするための防御反応と考えられています。


■「マイクロスリープ」は非常に危険

マイクロスリープはほんの一瞬のことなので、本人も周囲にいる人も寝ていることに気づきません

それが非常に危険なことなのです。

例えば、居眠り運転で交通事故を起こしたドライバーが、「寝ていたわけではないけど、事故の瞬間だけ記憶がない」という証言が出てくるのも、マイクロスリープの恐ろしさです。

自分では目を開いて普通に運転しているつもりでも、瞬間的に脳の活動が低下し、居眠り状態になっていたのです。


■睡眠不足は脳によくない

睡眠不足は、本能的な防御反応が起きるほど脳にとってよくないことなのです。

なぜなら、マイクロスリープは、睡眠不足が積み重なって「起きているという自覚」を維持できないほど、脳が強く睡眠を必要としている状態だからです。

睡眠不足による脳のエネルギー不足でパフォーマンスを維持できず、普段なら当たり前に発揮できる注意力や集中力、判断力などが著しく低下しているのです。


 

マイクロスリープの対処法

マイクロスリープの対処法

こうしたマイクロスリープは、睡眠不足が引き起こす「脳が危険な状態」ともいえます。

授業中の居眠りなどは笑い話で済みますが、人命に関わるような重大な事態を引き起こす可能性もあるのです。

すぐに眠気をなくしたい方に、マイクロスリープの対処法をご紹介します。


■眠気覚ましに効く飲み物と食べ物を摂る

職場や会議中、運転中に眠くならないように、カフェインを含んだ飲み物を摂ることをおすすめします。

カフェイン含有量の多さからいくと、コーヒー紅茶煎茶となります。

食べ物としては、チョコレートがあります。

カフェインの他に糖質も含まれているので、疲労回復の効果も期待されています。

また、ガムを噛むことも刺激になるので、眠くなりにくくする方法として試してみましょう。

注意点として、夕方から夜にかけてカフェインを含んだ食べ物を摂取すると、寝つきが悪い、眠りが浅いなどの問題が生じることがあります。


■定期的に体を動かす

同じ姿勢で仕事をするより、ストレッチなどで適度に体を動かした方が眠気対策になります。

また、気分を転換するためにその場を離れてトイレ休憩することも一案です。

そして、休憩時間に外の空気を吸って、軽い運動をすることもよいでしょう。

特に、長時間の運転をする場合は、車内の空気の入れ替えだけではなく、定期的に休憩所でストレッチすることがおすすめです。


■短時間の仮眠をとる

前日の睡眠不足、体内リズム、食事などの要因によって、昼食後に眠くなる方が多いと思います。

その場合、休憩時間に10~15分程度の仮眠をすると、頭がスッキリとしてリフレッシュできます。

最近では、耳栓やアイマスクなどの昼寝用快眠グッズも入手できるようになりました。

午後から会議がある時に試してみてください。

注意点として、20分以上になると目覚めが悪くなります。

そのため、寝過ごさないようにスマホでタイマーをしておきましょう。



EarZzzの耳栓は>>こちら

 

 

EarZzzのアイマスクは>>こちら

 

 

EarZzzのホットアイマスクは>>こちら

 


まとめ

ちゃんと寝ないと脳が居眠りをするとマイクロスリープの対処法について解説していきました。


  • ちゃんと寝ないと、睡眠不足から脳を守り休ませようとするための防御反応のマイクロスリープが引き起こされて、脳が居眠りをする
  • マイクロスリープの対処法は、①眠気覚ましに効く飲み物と食べ物②定期的に体を動かす③短時間の仮眠をとるなどがある。


昼間の活動時間帯に眠くならないようにする根本的な解決方法は、質の良い睡眠をとることです。

生活リズムを規則正しくして、睡眠時間を十分にとることで、マイクロスリープを予防しましょう。


EarZzzでは、気持ちがリラックスできたり、前向きになれるような音楽をYouTubeで配信しています。

おやすみ前や休憩時間にぜひお試しください。

【耳の休息ch】耳のしあわせ Music Lab.は>>こちら

 

 

「睡眠」関連記事は>>こちら

 

 

#耳のしあわせラボ