【睡眠の悩み】寝汗で目が覚める-体は寒いのに…なぜ?

【睡眠の悩み】寝汗で目が覚める-体は寒いのに…なぜ?

体は寒いのに寝汗で目が覚める


と悩んでいる方


この記事では


  • 睡眠時の寝汗の原因と対処法
  • 寒いのに寝汗は寒暖差疲労かも!?

についてお話していきます。


寝汗には、体温を調整する役割があります。

起きている時だけではなく、寝ている時に多少の汗をかくのは自然な現象です。

しかしそれが、パジャマやシーツがベタベタになるほどの寝汗で目が覚めてしまうとなると、睡眠の質を著しく低下させてしまいます。



睡眠時の寝汗の原因と対処法

睡眠時の寝汗の原因と対処法

睡眠中の発汗には、体温を下げ眠りを深くする役割があります。

健康な大人の場合、夏でも冬でも一晩にコップ1杯程度の寝汗をかくとされています。

しかし、大量の寝汗は身体の異変を知らせるシグナルとして現れている可能性もあります。

原因をしっかりと突き止めて適切に対処しましょう。


■寝汗の原因!ストレス

過度なストレスがかかると自律神経が乱れ、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくできなくなります。

すると就寝中の体温調整も正常に働かず、寝汗の原因になることがあります。

→お風呂にゆっくりと浸かることで、頭も体もリラックスしやすい状態を作りましょう。

自律神経が安定すると体温調節もスムーズに行われ、入眠時間が短くなる効果も期待できます。


■寝汗の原因!ホルモンバランスの乱れ

女性の場合、ホルモンバランスの乱れが原因になっていることがあります。

ホルモンバランスが乱れる→自律神経系が乱れる→→寝汗をかくといったように、内分泌系(ホルモン)や免疫系も連携して乱れが生じます。

長引く場合は、めまいや動悸、ほてりとなどの症状が現れることもあります。

→自律神経は規則正しい生活を送ることで安定し、ホルモンの乱れも緩やかになります。

生活のリズムがきちんと整うことで、寝汗の改善も期待できるでしょう。


■寝汗の原因!睡眠環境の影響

睡眠環境の影響で寝汗がひどくなる場合もあります。

体温調整は衣服や冷暖房で行うのが基本ですが、それが出来ていない場合は余計にストレスを感じやすくなります。

また、一晩中エアコンをつけておくと、寝ている間の体温調節がうまく働かず、寝汗をかく原因になってしまいます。

→パジャマは吸水性、吸放湿性が高い素材(綿・麻・シルクなど)を選ぶのがおすすめです。

また、就寝時はタイマーをセットし、エアコン温度が一定のままにならないよう調節するといいでしょう。



寒いのに寝汗は寒暖差疲労かも!?

寒いのに寝汗は寒暖差疲労かも!?

真夏の照りつける日差しがサンサンと降り注いでいたかと思えば、上着を1枚羽織らなければいけないほどの寒さが1日の境目でやってくるように、寒暖差が激しい気候になっています。

体は寒いのに寝汗をかくのは、寒暖差疲労が原因かもしれません。


■寒暖差疲労とは

気温の寒暖差が大きいことにより、自律神経の機能が乱れ、体が疲れていることをいいます。

人は体温を調整する際、自律神経を使って体温を上げます。

一方、汗をかくことで体温を下げています。

それらの働きが1日の中で何度も切り替わると、自律神経が過剰に働き、疲労を誘発します。

エアコンで例えると、暖房と冷房を1日のうちに交互に何度も使用し、エアコン本体に負担がかかるイメージです。

寒暖差が大きい季節の変わり目に風邪を引いたり、体調を崩したりする人が多くなるのも、これが理由のひとつです。


■寒暖差疲労の要因!生活習慣の乱れ

自律神経は、夏の間に汗をかくことで鍛えられますが、エアコン生活が快適になっている昨今は、運動をしたり、外に出て汗をかく機会が少なく、自律神経を鍛えることが十分にできていません

また、慣れない在宅ワークなどでストレスが多い生活をしているために、自律神経を調整する力も低下している恐れがあります。

自律神経のトレーニングができていないため、朝晩と日中の気温差や、室内と屋外の寒暖差を調整する能力が備わっていない可能性が高く、寒暖差疲労が起こりやすい状態になっているというわけです。


■寒暖差疲労対策!寒暖リズムを取り入れる

現代人は暑さや寒さに対して、自力で体温調節をせずエアコンなどで、急激に温度差を解消しているため、日常生活に適度な寒暖のリズムを作り、自律神経をトレーニングすることが重要です。

例えば、

  • 昼間の気温上昇には、2時間おきの換気で外気を室内に取り入れることで身体を冷やす。
  • 夜間の気温低下には、温かい飲み物を飲むことで身体を温める。

このように、1日の中で意識的に寒暖差をつけることが自律神経のトレーニングになります。

ゆっくり寒暖のリズムをつけることが大切なのです。



まとめ

眠時の寝汗の原因と対処法と寒いのに寝汗は寒暖差疲労かも!?について解説していきました。


  • 睡眠時の寝汗は身体のSOSのサイトかもしれないので、原因を知り対処法を行なうことをおすすめする。
  • 寒暖差疲労で自律神経が乱れることで、寒くても寝汗を誘発している可能性がある。

日常生活でできる寝汗の対策としては、ストレスをできるだけ減らす、生活のリズムを整えるといったことです。

自律神経への影響を軽減することや、寝るときの環境を改善するために室温や湿度を調節し、寝間着は季節に合った適切なものを選ぶといったことも考えられます。

心当たりがないのに、ひどい寝汗がある時には、何らかの病気の可能性を考えて、早めの受診をおすすめします。



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