食べ過ぎて苦しい
と悩んでいる方
この記事では
- 年末年始に食べ過ぎた時の対処法
- 消化に良い食べ物3選
についてお話していきます。
年末年始、実家や旅行先でごちそうを食べたり、久しぶりに会う家族や友人とお酒を飲んだり、家でゴロゴロして過ごしたりして、「食べ過ぎ」になってしまう人は多いでしょう。
食べ過ぎた時の対処法や消化に良い食べ物をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
年末年始に食べ過ぎた時の対処法
新しい年を迎え、新年会シーズンがしばらく続きます。
気候としても1年でいちばん寒さが厳しく、外に出る機会も減るため、運動不足になりやすい季節でもあります。
「食べ過ぎ・飲み過ぎ・動かな過ぎ」が満載のこの時期を乗り切るための対処法をご紹介します。
■締め付けを解放し体を垂直に保つ
胃のムカつきが本格的になる前に、ズボンやスカートのホックを外して、お腹周りの締め付けを解放してあげましょう。
そして、お腹が苦しいと「横になりたい」と思いますが、できるだけ立ったまま、体を垂直に保つのがベストです。
横になると胃に圧力がかかるため、胃酸が食道に入り、不快感や胃もたれがひどくなってしまう可能性があります。
消化する時間は個人差があり、また油っぽいものや香辛料を多く含んだ食事の後は、通常より長くかかる場合もあります。自然に消化するのを待ちましょう。
■散歩など軽く動いてみる
消化を促すためにも、摂り過ぎた塩分などを排出するためにも、軽い運動をしてみましょう。
水分をしっかり補給しながら、血流やリンパの流れを促すことで、余分なものを排出しやすくします。
強い運動をするよりも、ストレッチや散歩、エレベーターを使わず階段で移動など軽めの有酸素運動をすると効果的です。
普段の生活の中で少し意識するだけでも、運動量が上がり血流がアップします。
自分の体力やお腹の調子に合わせて、無理のない範囲で行いましょう。
■翌朝、白湯(ぬるま湯)を飲む
食べ過ぎた翌日は、体がむくみがちです。
体の巡りをよくするために、朝起きたら白湯をゆっくり飲みましょう。
朝、一杯の白湯を飲むことは「内臓のシャワー」ともいわれ、胃腸のリズムや働きを整え、本来の消化やデトックスの作用を回復することに役立ちます。
白湯は、一度沸かしたお湯を自分がおいしいと感じる温度まで冷ましてから飲むのがおすすめです。
冷蔵庫で冷やすと胃腸が冷えるため、常温か、常温以上の温かい状態で飲みましょう。
消化に良い食べ物3選
「胃が疲れているな」と感じた時、どんな食べ物を選んでいますか?
食べ過ぎなどで胃が不調の時は、胃に負担をかけにくい「消化の良い食べ物」を選ぶのが最適です。
ここでは、消化の良い食べ物を3つご紹介していきます。
■消化に良い食べ物ベスト3:豆腐
原料の大豆自体はあまり消化の良い食べ物ではありませんが、豆腐にすることで消化吸収率がアップします。
豆腐の消化吸収率は92~98%と高めなのが特徴です。
豆腐は大豆の組織を分壊し、たんぱく質や脂肪などを一旦遊離させた上で消化の悪い繊維質を除き、もう一度固めたものなので消化吸収が良いのです。
やわらかくて食べやすく、アレンジの幅が広いところも魅力的です。
胃腸が疲れている時は、温かい湯豆腐などがおすすめです。
■消化に良い食べ物ベスト2:大根
大根には、消化酵素である「ジアスターゼ」や「アミラーゼ」が含まれています。
肉や魚を食べる際、大根を一緒に食べることで消化を促してくれる効果もあります。
「ジアスターゼ」は熱に弱いので、大根おろしなどにして生で食べることをおすすめします。
他にビタミンやミネラルも豊富に含まれています。
また、葉にはカロテン、カルシウム、食物繊維が含まれ栄養価が高いので、工夫して調理しましょう。
■消化に良い食べ物ベスト1:うどんやお粥
胃にとどまる時間が最も短いのは炭水化物です。
うどんやお粥などは脂肪が少なく、炭水化物が主な食事は消化が良いので、胃の働きが弱っている時には理想的です。
そして、うどんの炭水化物は糖質の割合が高いため、消化が早くエネルギーに変換されやすいという特徴があります。
しかし、しっかりと噛まずに飲み込んでしまと消化が遅くなります。
これはどんな食べ物にもいえることですが、特に麺類やお粥は飲み込みやすいので要注意です。
まとめ
年末年始に食べ過ぎた時の対処法と消化に良い食べ物3選について解説していきました。
- 年末年始に食べ過ぎた時の対処法は、①締め付けを解放し体を垂直に保つ②散歩など軽く動いてみる③翌朝、白湯(ぬるま湯)を飲むなどがある。
- 消化に良い食べ物3選は、①うどんやお粥②大根③豆腐などがある。
年末年始だからこそ、食べ過ぎてしまうことは誰もが経験していることです。
落ち着いて対処することで、体に負担をかけることなく調整ができます。
普段の食事や生活習慣で体を整えておくと、食べ過ぎたとしてもその影響が出にくい体になっていきます。
食べ過ぎに気をつけて、楽しく食事を味わっていきましょう。
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