早寝早起きが大切なのは分かっているけど…
と気になっている方
この記事では
- 早寝早起きが大切なワケ
- 子供の睡眠と学力の関係
についてお話していきます。
月曜日の朝は子供がなかなか起きれないとか、集中して机に向かうことが少なくなったなど、子供の悩みは尽きないものです。
もしかすると、子供の生活リズムが乱れていませんか?
もう一度、子供と一緒に生活習慣を見直してみましょう。
早寝早起きが大切なワケ

「早起きは三文の徳」ということわざがあるように、小さな頃から「早く寝なさいよ」と教えられた方は多いと思います。
それでは、実際に早寝早起きにはどんな効果があり、なぜ大切なのかをご紹介します。
.■早寝早起きは頭がスッキリ!
早く寝ることで、朝早起きする習慣も身についてきます。
この繰り返しが一定のリズムを作り、体内時計がリセットされて、朝から頭がさえてきます。
脳の視床下部には、体内時計を整える働きがあります。
■早寝早起きは集中力がアップ!
十分な睡眠をとっている子供は、睡眠が短い子供よりも脳の海馬の体積が大きくなることが分かっています。
海馬は記憶や情緒、やる気などが関わる場所です。
脳の海馬が発達すると、記憶力や集中力がアップし、情緒も安定します。
■早寝早起きは健やかに育つ!
21時頃から朝までに様々な成長ホルモンが分泌されています。
幼児期は成長ホルモンがたくさん出されるため、成長ホルモンが活発に分泌されることで、体の健やかな成長を助けてくれます。
更に、記憶の安定化や免疫力向上などの効果もあります。
早寝早起きは、成長期の子供にとっていいことだらけなんです。
もちろん、大人の場合も規則正しい生活を送ることで肌の調子も良くなり、効率的に時間を使うことで心の余裕も出てきます。
子供の睡眠と学力の関係

昔はよく「寝る間も惜しんで勉強すること」を美徳としていましたが、現代の子供の睡眠と学力事情は少し変わってきたようです。
子供の睡眠と学力には、こんなにも深い関係があります。
■子供が睡眠不足だとどうなる?
睡眠時間が短かったり睡眠の質が悪かったりすると、子供の脳に悪影響が出ます。
1.論理的思考の低下
睡眠不足になると、本来であれば普通に考えられることでも論理的思考ができなくなり、文章から問題の意図を読み取る、考えて話すということができなくなります。
2.意欲の低下
睡眠不足により心身の休息がしっかりできていないと、翌日にも疲労が残ります。脳の不要な情報の整理もできておらず、無駄なものが残った状態です。
そのため、体や頭が重たく、やる気が起きなかったり、何をしてもだるいと感じるようになります。
3.イライラしやすい
睡眠不足だと脳が十分に休めず、記憶力が低下したり、イライラしやすくなったりします。
成績の悪化がさらなるイライラにつながるという悪循環に陥ってしまう可能性もあります。
■睡眠と学習定着関係
睡眠の重要な働きの1つに、記憶の固定があります。
人はノンレム睡眠とレム睡眠を一定回数繰り返すことで、記憶が固定され、学習定着率の向上につながることが分かっています。
質の良い睡眠がとれていないと、脳内の情報が整理されにくくなり、学んだことをなかなか覚えられません。
それがイヤな記憶となり、そのイヤな記憶が残ることで、ストレスが増えることもあります。
■質の良い睡眠が学力のカギ
質の良い睡眠をとることは、ノンレム睡眠とレム睡眠が繰り返され、脳内に散らばった情報が整理され、重要な記憶をスムーズに思い出せるようになります。
- 規則的なリズムに沿った生活
- 心身がリラックスした状態の睡眠
これら2つのことを心がければ、睡眠の改善で脳を効率よく使えるようになり、学力アップ効果が期待できるでしょう。
EarZzzでは、気持ちがリラックスできる音楽をYouTubeで配信しております♫おやすみ前や休憩時間にご活用ください。
【耳の休息ch】耳のしあわせ Music Lab.は>>こちら
まとめ
早寝早起きが大切なワケと子供の睡眠と学力の関係について解説していきました。
- 早寝早起きが大切なワケは、①頭がスッキリ!②集中力がアップ!③健やかなに育つ!。
- 子供の睡眠と学力の関係は、睡眠の改善で脳を効率よく使え、学力アップ効果が期待できる。
ストレス社会といわれる現代では、早寝早起きは健やかな成長を助けるだけでなく、運気もアップしてくれそうです。
早寝早起きがいいことだらけなので、子供と一緒に大人も生活習慣を見直すキッカケになるといいですね。
「睡眠」関連記事は>>こちら
#耳のしあわせラボ