新年に目標を立てても達成できない
と悩んでいる方
この記事では
- 新年の目標は達成できない!?
- 新年の目標を3日で終わらせない3つのコツ
についてお話していきます。
「一年の計は元旦にあり」ということわざがあるように、新年に目標を立てる人は多いと思います。
しかし、「新年に目標を立てても3日で終わってしまった」と嘆く人も多いようです。
達成することが難しいと分かっていても、なぜ私たちは目標を掲げては挫折するというサイクルを繰り返してしまうのでしょうか。
新年の目標は達成できない!?
新年になると、誰もが新しい1年をどのように良くしていこうかと考えます。
早起きを始めようという人もいれば、もっと仕事を頑張りたいと思う人もいるでしょう。
しかし、なぜ「新年の目標」は達成することが難しいのでしょうか。
■「一年の計は元旦にあり」の意味とは
「一年の計画は元旦に立てるべき」という意味です。
元旦は一年の最初の日の朝のことで、「計」には計画という意味があります。
つまり、最初にしっかりとした計画を立ててから臨むことが大切だという意味を持ちます。
類語は「一日の計は朝にあり」があり、その日一日に行うべきことは朝のうちに計画しておくべきということです。
現在でも成果を挙げる仕事法として、朝一番にその日の仕事をリストアップすることが勧められているように、「一日の計は朝にあり」は普遍性を持った言葉といえます。
■なぜ「新年の目標」は達成できない?
新年の目標とは、「何かをする」あるいは「何かを辞める決意」のことですが、現実的に達成できることではなく、大きな夢や野望を語る時に使われることがほとんどです。
そのため、達成できないことが多いのです。
例えば、スポーツジムに通ったことがない人が、2022年になったからといって、突然毎日ジムに通うようにはなりません。
「10kg痩せる」というような高すぎる目標を立てるのではなく、年内に達成できるような小さな目標に設定することがポイントです。
■「行動に移せない」心理が働く?
人が行動に移せない心理は「現状維持」する防衛本能が働くからです。
人は今いる場所が安全と深層心理では思っているため、それが良い行動だと分かっていてもなかなか行動に移せないようになっています。
例えば、人は、新しいことを始める時には「どうせ私にはできない」「どうせ続かない」「失敗する」と、不安な気持ちが大きくなることもあります。
それを防ぐためには、「人は変化を嫌う生き物なんだ」と知ることで、現状維持へと無意識に引っ張られることが減っていきます。
それには「目的」を明確にすることが大切です。
新年の目標を3日で終わらせない3つのコツ
新年の目標を立てただけで満足せず、今までとは違う取り組み方で、目標達成が現実化できた時の喜びを心から感じられる1年を始めましょう。
■新年の目標を3日で終わらせない3つのコツ:①目標設定を低くする
新年の目標として、「自分」という人間を根本的に変えようとするような目標を立てると、ハードルが高くなってしまいます。
変わること自体は素晴らしいのですが、人間が急に変わることは難しいからです。
例えば、痩せることが目標の場合、週数回は昼休みに歩く、夕食はいつも食べていたお肉からお魚にするといった具合です。
このように、生活自体を大きく変えるのではなく、目標をより小さなものに設定して、成果がわかりやすく達成しやすいものに置き換えるのです。
■新年の目標を3日で終わらせない3つのコツ:②具体的な内容にする
目標を立てている時のワクワクしたイメージが先行して、達成しなくても脳が満足している場合があります。
そのために、具体的な内容を明確化することが必要です。
例えば、「早起きをする」だけでなく「毎朝7時に起きる」というように具体的な数字を目標として掲げておくとよいでしょう。
朝の時間を有効活用させたい時にも早起きの習慣は役立ちます。
ただ決まった時間に早起きするだけでなく、「早起きして何をするのか」というように目標に付け加えるのもおすすめです。
■新年の目標を3日で終わらせない3つのコツ:③まずは小さな一歩から
「急がば回れ」ということわざがあるように、経験的にも、小さな変化や目標から始めるのが一番です。
それが習慣になれば、更にもう少し課題を追加しつつ達成感を味わっていきましょう。
そうすると、楽に達成できるやり方なのに、自分が大きく変わったことに気づきます。
そして、達成しやすい小さな目標に落とし込めば、はるかに成功する確率が上がるのです。
まとめ
新年の目標は達成できない!?と新年の目標を3日で終わらせない3つのコツについて解説していきました。
- 人には「現状維持」する防衛本能が働くため、新年の目標は達成できない場合が多い。
- 新年の目標を3日で終わらせない3つのコツは、①目標設定を低くする②具体的な内容にする③まずは小さな一歩からなどがある。
新年の目標は、「リアリティ(臨場感)」を感じることがとても重要です。
目標達成に臨場感を感じることで、達成できてない「今の自分」に違和感を感じ、自然と行動できるようになっていきます。
小さな目標をまずは達成し、「私にもできた!」と体験を積み重ねていくことが大切です。
新しい年を迎えるにあたり、新年の目標を習慣化していきましょう。
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