「正月病」を防ぐ3つの方法-年末年始で生活リズムを崩さないために

「正月病」を防ぐ3つの方法-年末年始で生活リズムを崩さないために

毎年、年末年始に体調を崩してしまう


と悩んでいる方


この記事では


  • 年末年始は生活リズムが崩れやすい
  • 「正月病」を防ぐ3つの方法

についてお話していきます。


皆さん、年末年始はどのように過ごしていらっしゃいますか?

お正月休みは寒さで外出も減ることもあり、生活が乱れやすいと感じている方も多いと思います。

実際に「正月病」という言葉があり、正月太りを経験する人は全体の7割というデータまであるほどなのです。



年末年始は生活リズムが崩れやすい

年末年始は生活リズムが崩れやすい

普段できないくらいゆっくり過ごすことはできますが、普段とあまりにも違う生活を続けてしまうと、正月明けの仕事や学校への登校、普段どおりの生活リズムに戻ることに苦労します。

また、免疫力も低下してしまうため、風邪をひきやすくなるという心配も出てきます。


■「正月病」の三大要因:①食生活の乱れ

大晦日は年越し料理、お正月はおせち料理などの食べ物が常に食卓に並んでいることが多くいため、お腹が空いていないのに、だらだらと食事をする機会が多くなります。

そして、お正月はのんびりと過ごすことが多くなるため、活動量は少なくなるのに食事の量は増えてしまい、短期間で体重が増えて、身体が重いと感じてしまうのです。

だらだらと食べることで胃腸が休むことなく働き続けるため、胃もたれなどの胃腸の疲れも感じやすくなります。


■「正月病」の三大要因:②生活リズムの乱れ

多忙な日々から一転して、お正月をのんびり過ごしたかと思うと、休み明けにはまた忙しい生活が始まるというように、短期間で生活リズムが大きく変わることで疲れやすくなります。

特に、普段と違って思いっきりリラックスできる、実家に帰省してお休みモードを満喫できる人は、普段味わったことのない脱力感を味わってしまうため、その落差で休み明けにだるさややる気の低下を感じやすくなります。


■「正月病」の三大要因:③睡眠リズムの乱れ

大晦日やお正月になると、テレビを遅くまで観たり親戚と連絡をとったりして、いつもの睡眠リズムが乱れがちになります。

睡眠の質が低下すると、昼間に眠くなったり、身体の疲れがとれず、だるさを感じるようになります。

「初日の出を見よう!」といつもよりかなり早く起きたりすることもあるかもしれません。

また、「寝正月」という言葉があるように、日中も含めてずっと寝ている、という方も多いのではないでしょうか。

このように年末年始は、夜更かし、早起き、寝正月など、睡眠リズムがくるいやすい傾向にあるといえます。



「正月病」を防ぐ3つの方法

「正月病」を防ぐ3つの方法

年末年始に体調を壊さないようにするためには、どのようにすればよいのでしょうか?

楽しい年明けを迎えるために3つのポイントをご紹介します。


■脂肪代謝アップを促すドリンクをプラス!

緑茶に含まれる「茶カテキン」には、脂肪を代謝する力を高め、体脂肪を減らすのを助ける働きがあることがわかっています。

冬は寒さに備えて脂肪を蓄えようとして、本能的に砂糖やクリームの入ったカロリーの高い飲み物を飲みたくなるものです。

そんな時は、まず緑茶を飲む習慣を心がけて、食生活の乱れによってたまってしまった脂肪を代謝させましょう。


■朝日を浴びて1日の体内リズムをスイッチON!

朝日を浴びると幸せホルモン「セロトニン」の分泌量が増え、スッキリとした気持ちのいい1日がスタートできます。

休み明けの仕事でのストレスや厳しい寒さに負けない活力をつけておきましょう。

また、夜更かしした翌日は、普段はできない朝の炭酸入浴で目覚めをスイッチONするのもよいでしょう。

朝、40℃の炭酸入浴につかると、身体が目覚めやすくなります。

炭酸入浴はさら湯に比べて、すばやく身体が温まります。


■適度な運動でお腹をシェイプアップ!

だらだらと寝正月をしていると、腸のぜん動運動がとどこおり便秘になりやすくなります。

また、運動不足だと代謝が落ちて正月太りに…という可能性もあります。

それを防ぐにためには、お正月休み中も適度な運動が欠かせません。

神社参拝のついでにウォーキングをしたり、テレビを観ながら足腰を動かすなどの軽いストレッチをするだけで腸の働きがよくなります。



まとめ

年末年始は生活リズムが崩れやすいと「正月病」を防ぐ3つの方法について解説していきました。


  • 「正月病」の三大要因は、①食生活の乱れ②生活リズムの乱れ③睡眠リズムの乱れなどがある。
  • 「正月病」を防ぐ3つの方法は、①脂肪代謝アップを促すドリンクをプラス!②朝日を浴びて1日の体内リズムをスイッチON!③適度な運動でお腹をシェイプアップ!などがある。

家族で迎える楽しいお正月休み。

健康に気を遣いすぎると逆に疲れてしまうことも。「やらなければ」という精神ではなく「休み明けの自分のために」と心にとめておくくらいが丁度いいでしょう。

無理のない範囲で健康的な生活のコツを実践してみてください。

どうぞ心身共に健康でよいお年をお迎えください。



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