ぐっすりと眠れない
と悩んでいる方
この記事では
- 朝食抜きが睡眠不足の原因に
- 快眠のために食べたい朝食ベスト3
についてお話していきます。
朝食をしっかり摂ることは、体調を整えたり肥満を防止したりするなど様々な効果があります。
そうだと分かっていても、朝は忙しいからといって朝食を抜いていませんか?
実は、夜ぐっすりと眠るためには、朝食が影響しているのです。
朝食抜きが睡眠不足の原因に
世界的に見ても睡眠不足と言われる日本人。
仕事や家事、育児に忙しい30代~40代は、なかなか睡眠に時間を割くことができません。
手っ取り早く改善できるのは、睡眠時間よりも睡眠の質です。
そのために、朝食の栄養素や摂り方を見直してみませんか?
■朝食は決まった時間に摂っていますか?
毎日同じ時間に朝食を摂ると、身体のリズムが整い、自然と睡眠の質も良くなります。
朝食を摂ることで体温が上がるため、脳や消化管の活動も活性化されるからです。
また、眠っている間も脳は働いているため、起床直後は脳のエネルギー不足になっています。
朝食を摂ることで脳のエネルギーとなる糖を補給できるため、機能を上げることにもつながるのです。
■トリプトファンを含む食品を摂っていますか?
たんぱく質に含まれるトリプトファンは、人間の体内で合成することができない「必須アミノ酸」のため、食事から摂る必要があります。
しかも、睡眠にも深い関わりがあるのです。
トリプトファンを原料として、セロトニンが作られます。
そのセロトニンは夜になると、睡眠を促すメラトニンに変わるため、セロトニンが増えるとぐっすり眠ることができるのです。
トリプトファンが多く含まれている食品は、魚介類、肉類、卵や納豆。
これらの良質なたんぱく源を朝食に摂ることで、睡眠の質の向上が期待できます。
■朝食を摂ると心が安定します
朝食をしっかりと摂り、血糖量が適量になるとホルモンバランスが整うことで、セロトニンの分泌が促されます。
このセロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、セロトニンが増えることで気分や感情が安定するといわれています。
朝食を抜くと血液中に糖分が不足するため、交感神経を優位な状態にする「アドレナリン」というホルモンが分泌されます。
交感神経が優位になりすぎると、イライラやストレスの原因となります。
快眠のために食べたい朝食ベスト3
慌ただしい朝に、主食、主菜、副菜を揃えるのはなかなか大変と思われるかもしれません。
そこで取り入れたいのが、1品でも栄養バランスが整う「快眠朝食」。快眠のために食べたい朝食ベスト3をご紹介します。
■ズボラさん向け!簡単朝食
「バナナヨーグルト」
セロトニンの生成をサポートするビタミン類だけでなく、乳酸菌、たんぱく質が一度に摂れるので健康的な組み合わせです。
これに食パンにスライスチーズをのせて焼いたチーズトーストを組み合わせると、さらに良いでしょう。
その他、片手で食べられるひと口サイズのチーズや、さっと食べられる卵かけご飯も忙しい朝にはおすすめです。
■洋食好きな人向け!オムレツ
「オムレツ&ツナサラダ」
たまごが良質のたんぱく質源といわれる理由は、人間の体内で合成できない9つの必須アミノ酸をバランスよく含んでいること。
アミノ酸のバランスを示す「アミノ酸スコア」は最高点の100点です。
ツナは缶詰なので、調理いらずで手軽にたんぱく質を摂取することができるのも良いところです。
また、筋肉を作る材料であるたんぱく質が多く含まれているのもうれしい点です。
■「快眠朝食」はこれ!和食
一番のおすすめは和食です。
その中でも、群を抜いて豚汁をおすすめします。
豚肉とみそにはメラトニンを作る材料が含まれています。
これに魚の干物、副菜にほうれん草のごま和えなどを付け合わせれば、よりバランスのとれた快眠朝食になります。
全てを摂り入れることが難しい場合は、豆腐や納豆などの大豆製品は手軽に利用できるので、積極的に使いましょう。
まとめ
朝食抜きが睡眠不足の原因にと快眠のために食べたい朝食ベスト3について解説していきました。
- 朝食を摂ると、身体のリズムが整い自然と睡眠の質も良くなる。
- 快眠のために食べたい朝食ベスト3は、③バナナヨーグルト②オムレツ①和食などがある。
1日を始めるエネルギー源でもあり、夜の快眠へとつなげてくれる朝食。
食べることで体温が上がるので活発に動けるようになり、集中力もアップします。
仕事や勉強のパフォーマンスを高めるためにも朝食をしっかり摂り、夜ぐっすり眠りましょう。
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