夏に睡眠不足になりやすい
と悩んでいる方
この記事では
- 夏と冬で変わる眠りのメカニズム
- 夏に睡眠の質を上げる3つの方法
についてお話していきます。
夏の夜は暑さやじめじめとした湿度の中で、「寝苦しくて仕方がないとか「夜必ず目が覚めて睡眠不足気味」と悩まれている方も多いと思います。
実は、夏と冬ではちょっとだけ睡眠に変化が生じているのが原因なのです。
夏と冬で変わる眠りのメカニズム
夏場はの暑い時期は、あまり熟睡感が得られず、不調を感じる人は多いのではないでしょうか。
更に、熱帯夜が続くと睡眠に影響も出てきます。
ですが、夏に睡眠不足になるのには、気候以外にも理由があります。
■夏の睡眠は自然と短くなる!?
人は日が出ている時間に合わせて、生体リズムが変化しています。
覚醒と睡眠のリズムは、太陽が出ている間に覚醒し、日が沈めば眠くなるという仕組みです。
夏は冬に比べて日が長いため、その分だけ睡眠時間が自然とが短くなるといわれています。
■夏は睡眠ホルモンの分泌が少ない!?
人はメラトニンが多く分泌されると深く眠りにつき、更に睡眠時間が長くなるといわれています。
しかし、夏は冬に比べて日の光が強く、光が目に入ってきやすいため、メラトニンの分泌量が減りやすくなります。
そのため、自然と浅い眠りや短時間睡眠になるのです。
■夏に熟睡するためには?
メラトニンをコントロールすることで対策ができます。
まず朝目覚めたら、カーテンを開けて積極的に日の光を浴びましょう。
通勤中も日向を歩くことで、メラトニンの分泌を抑制します。
そして反対に、夜はメラトニン分泌をとめないように、コンビニや飲食店などの明るい光を避けるように心がけてみましょう。
寝苦しい夏は睡眠不足になりやすいため、冬より眠りやすくする工夫が必要になりそうです。
夏に睡眠の質を上げる3つの方法
急に暑くなると身体がだるくなったり食欲が落ちてしまったりということが起こります。
その症状に睡眠不足がプラスされると、夏バテになってしまします。
そうならないためにも「夏に睡眠の質を上げる3つの方法」をご紹介しますので、ぜひ試してみてください。
■睡眠の質アップ!その1 エアコンを朝までつけておく
眠りにつく時になると、エアコンを消していませんか?
夏に睡眠の質を上げるためには、寝ている時でもエアコンをつけたままにしておいた方が疲れを回復できます。
エアコンを消してしまうと、快適とはほど遠い温度の中で眠ることになります。
それは、1日がやっと終わったと思ってまた仕事に出かけて行くようなものです。
■睡眠の質アップ!その2 精油でリラックス
精油には、体、心、肌へ効果があるとされます。
薬ではありませんが、精油の成分が心身に働きかけて、リラックスさせたりリフレッシュさせてくれたりします。
おすすめは定番のラベンダーですが、夏にぐっすりと眠るには、オレンジスイートの香りがおすすめです。
緊張やストレスを和らげてくれる甘く、やさしい柑橘系の香りです。
■睡眠の質アップ!その3 夫婦別床を試してみる
エアコンの温度争いになったことはありませんか?
仲良く眠ることは素晴らしいのですが、睡眠に関しては男女一緒に寝ることはマイナス要素が高いです。
一般的に、筋肉量の少ない女性の方が寒がりなので、この温度感は変えようがありません。
そのため、物理的に解決するしか手段はありませんので、夏だけでも試してみる価値はあります。
きっと双方が快適な環境でぐっすりと休めるはずです。
夏の暑い夜を乗り切るために、少しでも寝心地が良くなる方法を試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
夏と冬で変わる眠りのメカニズムと夏に睡眠の質を上げる3つの方法についてご紹介していきました。
- 夏と冬で変わる眠りのメカニズムは、夏は冬と比べて日が長いため、その分だけ睡眠時間が自然とが短くなる。
- 夏に睡眠の質を上げる3つの方法は、①エアコンを朝までつけておく②精油でリラックス③夫婦別床を試してみる。
「昔はエアコンなしで寝られた」とか「夫婦は一緒に寝るもの」などという固定概念もあるかもしれません。
しかし、異常気象や建物の断熱性が高まった影響で環境は変化しています。
夏に合った、時代に適した睡眠環境を作っていく工夫が、これからは必要なのかもしれません。
EarZzzでは、気持ちがリラックスできたり、前向きになれるような音楽をYouTubeで配信しています。
おやすみ前や休憩時間にぜひお試しください。
【耳の休息ch】耳のしあわせ Music Lab.は>>こちら
「疲労」関連記事は>>こちら
#耳のしあわせラボ