身体がだるい
と悩んでいる方
この記事では
- 自律神経は変化が苦手
- 自分に合った自律神経を整える習慣
についてお話していきます。
気候が大きく変化する季節の変わり目は、身体がだるいと不調を訴える方が多くなります。
ストレスや疲れがたまりやすくなる他に、自律神経の乱れが原因かもしれません。
自律神経は変化が苦手
自律神経が乱れる原因は様々ですが、大きな要因の1つは「過度のストレス」がかかることです。
そして、変化が大きなストレスとなってしまうことは、実はめずらしいことではありません。
■私たちは変化が苦手
人生には色々な変化がありますが、私たちは元々「変化」がとても苦手なのです。
人事異動や引っ越し、親しい人との別れなどや進学や就職、結婚などのおめでたい事柄なども生活の変化を伴います。
その際、うれしいことなのになぜか疲労感を感じたり、お腹の具合が悪くなったり、眠りが浅くて夜中に何度も目が覚めてしまう。
実は、このような状態は全て「自律神経」が乱れているからなのです。
■私たちは自律神経でコントロールされている
自律神経は、内臓の働きや代謝、体温などの機能をコントロールするために、意思に関係なく24時間働き続けています。
自律神経には、人が起きて活動している時に活発になる「交感神経」と、リラックスしている時や寝ている時間帯に活発になる「副交感神経」の2種類があります。
この2種類の作用によって、心や身体の状態が変わるのです。
■私たちの原因不明の不調は自律神経からのサイン
心と身体の状態を活発にする交感神経と、心と身体を休ませる副交感神経がうまくバランスをとりながら働いているので、私たちの健康は保たれています。
しかし、このバランスが崩れると心身共に様々な不調が現れます。
これが、「自律神経が乱れた状態」なのです。
現在、何らかの不調を感じている場合は、それは「自律神経を整えよう」という身体からのサインです。
自分に合った自律神経を整える習慣
日々、ちょっとした変化で乱れてしまう自律神経。
その乱れた自律神経を放っておかず、少しの改善で整えることができるので、自分に合った自律神経を整える習慣を実践してみましょう。
■発症時を記録する
だるい、イライラするといった症状を感じた時の状況を記録しておくことで、どんな時に症状が起こりやすいのか、自律神経が乱れるパターンが把握できます。
例えば、雨が降る前や急な気温変化、重要な行事の前などに症状が出ると分かれば、自律神経の乱れを予防するヒントになります。
記録をつけることで、未然にストレスから遠ざかったり、状況にあった対処法を見つけやすくなります。
■食事メニューに気をつける
朝・昼・晩と3食、規則正しい食生活を心がけましょう。
ビタミンやミネラルの不足を防ぐと、自律神経が整いやすくなります。
また、大豆に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと同様の作用があります。
大豆を積極的にとることは、自律神経を整え、更年期にみられやすいホットフラッシュ(更年期障害による、ほてり、のぼせのような症状)の予防にもなります。
■好きな音楽や読書でリラックス
心地よい音楽は、緊張感を解きほぐすリラックス効果があり、自律神経を整えることにつながります。
また、音楽以外でも読書や40℃前後のぬるま湯にゆっくりつかるなど、自分がリラックスできることをみつけて1日1回でも行うことで自律神経の安定をもたらします。
EarZzzでは、気持ちがリラックスできたり、前向きになれるような音楽をYouTubeで配信しています。
おやすみ前や休憩時間にぜひお試しください。
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まとめ
自律神経は変化が苦手と自分に合った自律神経を整える習慣について解説していきました。
- 人生には色々な変化があるが、私たちは元々「変化」がとても苦手。
- 自分に合った自律神経を整える習慣は、①発症時を記録する②食事メニューに気をつける③好きな音楽や読書でリラックスなどがある。
自律神経の不調は、多くの人が抱える悩みの1つで、更年期障害の症状にも当てはまる身近な症状です。
自分の身体と自律神経を知り、自律神経を整えるための習慣を身につけることが、心と身体の健康を守るためにはとても大切なのです。
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#耳のしあわせラボ