日中に眠くて仕方がない
と困っている方
この記事では
- 仕事中の眠気がひどい原因
- 日中の眠気を覚ます方法
についてお話していきます。
日中、しかも仕事中の眠気ほどつらいものはありません。
ですが、重要な会議の最中にウトウトしたり、車の運転中に居眠りをしたりするほどの強い眠気には注意が必要です。
眠気の原因と対処法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
仕事中の眠気がひどい原因
夜更かしなどの睡眠時間が不足していないのに、日中、社会生活に支障をきたすような猛烈な眠気を生じることはありませんか?
それはもしかすると、それは病気かもしれません。
■日中のひどい眠気は過眠症
夜十分に睡眠をとっているにも関わらず、昼間に強烈な眠気を伴い、目を覚ましていられない状態のことを過眠症といいます。
パソコンに向かって仕事をしている時や会議で他の人の話を聞いている時など、眠気を止めることができず、居眠りをしてしまうほどです。
■過眠症を引き起こす原因
過眠症を引き起こす病気には大きく分けて2種類あります。
1.睡眠中の身体の症状のために深く眠ることができず、慢性の睡眠不足の状態
これが、睡眠時無呼吸症候群です。
中等症以上の睡眠時無呼吸症候群を放置した場合、10年後には3~4割の方が死亡してしまうといわれており、早期治療が大切です。
2.脳の中の睡眠を調節する機能がうまく働かず、日中に強い眠気が出現した状態
これが、ナルコレプシーです。
14~16歳頃が発症のピークといわれています。
ナルコレプシーの症状は長期に渡って慢性的に継続しますが、年月を経ると共にやや改善する傾向があります。
■慢性的な睡眠不足
健康的な人であっても、やはり長期的な睡眠不足が続く場合は、昼間の強い眠気は避けられません。
もちろん、平日も睡眠を十分とれば、日中の強い眠気は軽減されます。
しかし、毎日の必要な睡眠時間は人によって異なるため、他人の真似をして「4~5時間の睡眠で大丈夫」と同じような生活をしていると、睡眠不足の影響で日中に眠気を強く感じることがあります。
夜しっかり睡眠をとっているのに、日中に極度の眠気が襲ってくる過眠症は、まだまだ認知度が低いようです。
周囲からは「気が緩んでいる」とか「緊張感が足りない」などと誤解されてしまいがちです。
日中の眠気を覚ます方法
日中、仕事中や会議中に眠気に負けて、不覚にも眠ってしまった経験はありませんか?
その眠気の原因は、ほとんどの場合が「前の晩に夜更かしをした」とか「連日睡眠不足が続いた」などではないでしょうか。
そんな時は、眠気を覚ます方法を試してみてください。
■お昼寝で眠気をリセット
お昼寝をすると、夜の睡眠の質が上がるといわれています。
その理由は、お昼寝をすることで心身がリフレッシュされ、午後からの活動量がアップされるからです。
お昼寝のポイントは…
- 正午から15時までの間で、20分以内
- お昼寝の前にカフェインをとる
- 毎日決まった時間にとる
お昼寝の前にコーヒーを飲んでおけば、目覚めがスッキリします。
なぜなら、カフェインの覚醒作用は飲んで20~30分後に効果が出てくるからです。
■五感の刺激で眠気を撃退
仕事中に眠気が襲ってきた時は、五感を刺激することをおすすめします。
「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚」で体中を呼び起こして、再び活動力を呼び起こしましょう。
五感を刺激するポイントは…
- 窓際で日光浴をする
- 音楽に合わせてリズムをとる
- ミントの香りをかぐ
- コーヒーを飲む
- 冷水で顔を洗う
眠気を抑制するブルーライトよりも効果が高いのは、照度が高い日中の太陽光です。
日光浴ができない場合は、デスクライトの光を顔に近づけるのも効果的です。
■眠気対策グッズを活用
コンビニやドラッグストア、通販などで手軽に購入できる眠気対策グッズを利用するのも手です。
最近人気の眠気対策グッズには、次のようなものがあります。
- ミントスプレー・・・爽快感のある香りをシュッと吹きかけて、鼻で吸います。
- マスク用ウェットシート・・・マスクにウェットシートをセットすると、爽快感のある香りで眠気を一気に覚ましてくれます。
- アロマセラピーボトル吸入器・・・眠気覚まし効果のあるアロマを入れて、携帯できる吸入器です。
頭をスッキリとさせて午後からの活動力をアップさせれば、動きにメリハリが出てますます効率的に時間を使えます。
EarZzzでは、気持ちがリラックスできたり、前向きになれるような音楽をYouTubeで配信しています。
おやすみ前や休憩時間にぜひお試しください。
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まとめ
仕事中の眠気がひどい原因と日中の眠気を覚ます方法についてご紹介していきました。
- 仕事中の眠気がひどい原因は、過眠症と慢性的な寝不足の場合などがある。
- 日中の眠気を覚ます方法は、①お昼寝をする②五感を刺激する③眠気対策グッズを活用する。
日中の眠気は、活動の効率が悪くなり、活動量を激減させてしまいます。
今夜は夜更かしをして、翌日寝不足になると分かっている時は、眠気を覚ます方法を試すことで、メリハリのある活動ができるように心がけてくださいね。
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#耳のしあわせラボ