疲れたけど休めない
と悩んでいる方
この記事では
- 人は100%頑張れないもの
- 疲れたら休もう
についてお話していきます。
毎日忙しくて休めない人や休みの日でもあれこれ考えて結局休めない人は、一旦手を止めて休みましょう。
なぜなら、人は100%頑張れませんから。
人は100%頑張れないもの
私たち日本人は、幼い頃から「頑張れ!頑張れ!頑張ればできる!」と言われ続けてきました。
力を出し切っていない人を見ると、「全力でやっていない」と後ろ指をさされることもあります。
でも、100%全力を出し切ることは、脳科学から見ても不可能に近いものがあります。
■100%頑張り続けると自律神経が乱れる
人間の脳は、100%全力を出し続けるようには作られていないからです。
例えば、1日8時間働く場合、全ての時間を100%全力でやり切ろうとしても、必ず効率が下がってきます。
そして、自律神経に大きな負担がかかり、疲れがたまっていくのです。
■手抜きが頑張り続けるカギ
多民族国家のアメリカでは、「手抜きが頑張り続けるカギ」と考えられています。
アメリカの経営者は、従業員に100%は求めていません。なぜなら、100%全力で仕事をすると倒れてしまうと分かっているからです。
60%程度の力を出して働いてもらうことで、70%程度の成果を求められるようです。
■長期的な頑張りは3年が限界
上場企業を立ち上げた人であっても、「本当に全力で頑張ったのは3年間です」と言われています。
きっとこれも、3年間頑張り続けることが脳の限界で、仮に3年以上頑張り続けなければならない時は、一旦中止するか、もしくは方向転換した方が効率的です。
飽きたり、関心ごとが別にできることは、本能的な自己防衛かもしれません。
頑張って努力をすることは大切なことです。
しかし、何の計画性もなく、ただがむしゃらにやり続けることは避けた方が得策です。
自律神経に負担がかかって脳が疲れないために、上手く手抜きをしていく必要があります。
疲れたら休もう
私たち日本人は、根っからの休み下手な国民です。
なぜなら、休日の日にでさえ仕事のことを考えて、ゆっくり休めていないからです。
休まないと、疲れがどんどんたまっていく一方です。
■精神的疲れは目に見えにくい
「いつも頭がボーっとする」とか「食欲がない」など、精神的疲れはハッキリとした原因が分かりにくいため、休むことを後回しにしてしまいます。
「足が痛い」とか「腕が疲れた」など、肉体的疲れの場合は、すぐに休めたり受診したりするので、その分回復も早いです。
いつもと違う不調を感じた時は、しっかり休もう!
■精神的疲れは意欲を低下させる
「大好きで始めた仕事なのに、いつの間にか楽しくなくなってきた」ということはありませんか?
精神的疲れは、あれだけ楽しかった仕事が、イヤな作業にしか思えなくなってきます。
そして、それが義務感へと変化して、意欲がどんどん低下していきます。
意欲と義務感が逆転する前に、しっかり休もう!
■精神的疲れの回復には時間がかかる
時間をかければ仕事の成果が上がることもあるでしょうが、それは「無限に仕事ができれば」の条件付きとなります。
しかし、私たちはロボットではありません。
圧倒的な仕事量をこなして成果が上がったとしても、効率は低下しています。
と同時に、たまった疲れに気づかず、気づいた時には取り返しのつかない疲労に襲われているのです。
疲れに気づかなくても、しっかり休もう!
頭では分かっていても、意識的に休むことは難しいようです。
「自分だけは大丈夫」だと、どこかで思っている自分はいませんか?
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おやすみ前や休憩時間にぜひお試しください。
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まとめ
人は100%頑張れないものと疲れたら休もうについて解説していきました。
- 人は100%頑張れないものなので、上手く手を抜くことも必要。
- 「自分だけは大丈夫」だと過信せず、疲れたら休もう。
現代は人類史上、最も疲れやすい時代かもしれません。
この疲れは、世の中が便利になった代償ともいえます。
時には肩の力を抜いて休むことが、現代の生きる術ともいえるでしょう。
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#耳のしあわせラボ