周りの音が気になるのは聴覚過敏だから?
と気になっている方
この記事では
- 子供の聴覚過敏のチェック方法
- 大人の聴覚過敏のチェック方法
についてお話していきます。
些細なことで耳をふさぐようになった子供や今まで気にならなかった音が気になるようになった大人まで、聴覚過敏かどうかを簡単にチェックできますので、もう悩まなくていいですよ。
子供の聴覚過敏のチェック方法
子供は大人のように「音がうるさい」と直接的に伝えるのではなく、グズッたり疲れた様子だったりと間接的な表現になるため、聴覚過敏が原因だとは分かりずらいことが多いです。
子供の様子を観察しながら、聴覚過敏かどうかをチェックする方法をご紹介します。
■聴覚過敏の子供が音を不快と感じている時
子供に以下のような様子が見られる場合は、聴覚過敏の可能性があります。
- 急に大きな音がするとイヤがる。
- そんなに大きな音でなくても両耳をふさいでいる。
- 色んな種類の音が聞こえてくると落ち着かなくなる。
子供の聴覚過敏は、通常の人と同じ音を聞いても、我慢できない・聞き続けることができない音と認識される状態です。
■子供の聴覚過敏の原因と対策
子供の聴覚過敏の原因で考えられるものは2つあります。
- 耳の機能異常
- 体や心が受けるストレス
子供が普段より音をイヤがっている様子があれば、早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。
耳の機能的な問題であれば耳の根本的な改善治療を行い、精神的な問題であればストレスを取り除く手段を考えていきます。
しかし、聴覚過敏の治療自体の確立がされていないため、治療に即効性がなく聴覚過敏が長引く可能性もあります。
そうすれば、音を気にするあまり、不安やストレスで動けなくなってしまうことがあるかもしれません。
そんな時は、外出時には耳栓やイヤーマフを常時携帯することをおすすめします。音への不安な気持ちが和らげば、少々の音にも慣れてくることが多いです。
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大人の聴覚過敏のチェック方法
大人になって聴覚過敏だと感じる方は、日常生活だけでなく、仕事の場でも様々な困りごとを抱えやすいため、ストレスを感じることが多いと言われています。
日常の音が気になっている自分が聴覚過敏かどうかをチェックする方法をご紹介します。
■聴覚過敏の大人が不快と感じる音
今まで不快と感じなかった些細な音さえも気になってしまうようです。
- 時計や冷蔵庫の作動音などの小さな物音が気になる。
- チャイムや掃除機の音が耳に突き刺さるように感じて苦痛になる。
- 人混みなどの騒がしい場所だとすぐに疲れる。
大人の聴覚過敏は、今まで気にならなかった音が急に気になり始め、その気持ちが増殖してイライラがつのっていきます。
■大人の聴覚過敏の原因と対策
大人の聴覚過敏で考えられるものは3つあります。
- 心身機能の異常や疾患
- 発達障害に関連した感覚過敏
- 不安やストレス
聴覚に異常がある場合もありますので、聴覚過敏の症状がある方は病院の受診をおすすめします。
ストレスが原因の場合は、学生の頃は音が気にならなかったのに、大人になって働き始めてから聴覚過敏になったという方が多いようです。
そのような方は、耳栓を使うことで日常生活の音から解放されたという声をよく聞きます。
耳栓は付けていても目立たずいつも携帯できるので、音への不安を取り除くこともできます。
そして、音が気になり始めたと感じた時は、疲れていることが多いと思いますので、落ち着ける場所で深呼吸をしてリラックスしてみましょう。
まとめ
子供の聴覚過敏のチェック方法と大人の聴覚過敏のチェック方法についてご紹介しました。
- 子供の聴覚過敏のチェック方法は、子供の普段からの様子をよく見ておく。
- 大人の聴覚過敏のチェック方法で、今までと異なる感覚に気づくことが多い。
周囲の音が我慢できないほど大きく感じられてイライラしたり、非常に気になってしまう場合、聴覚過敏かもしれません。
大人の場合は音への辛い気持ちを訴えることができますが、子供の場合は音の辛さを怒ったり騒いだりと間接的に伝えることが多いので、注意して見てあげることが必要です。
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