更年期障害と快眠②

更年期障害と快眠②

今回は、更年期障害と快眠のお話2回目。具体的な症状と対策についてお話します。原因がわかれば改善策もカンタン。少しでも良い睡眠をとる工夫で、女性なら誰でも迎える、この時期を快適に乗り越えたいものです。まず、原因を探ってみましょう

なぜ、更年期になると睡眠障害になるの?

更年期特有の症状に、急に体温があがる、いわゆる「のぼせ」や発汗といったがあります。個人差はありますが、概ねこの症状が睡眠の不調を引き起こす場合が多くなっています。

就寝中、この「のぼせ」や発汗の症状が出ると、寝苦しさを感じて目が覚めてしまいがち。したがって、眠りが浅くなるといった状態になります。また、精神面でもイライラや不安、興奮状態が続くとリラックスできず、睡眠の質が下がることもあります。更年期かな?と思ったら、今まで以上に自分のリラグゼーションを大事にし、心身の解放に努めましょう。お気に入りの快眠グッズを揃え、質の良い睡眠を確保することで、更年期障害の軽減につなげたいものです。

睡眠環境を整えてみましょう

寝室の光量は快眠に非常に大きく関係しています。基本は、寝る時は真っ暗に、目覚める時は自然に明るい空間が理想的。寝室の明かりを蛍光灯より間接照明にし、(ちょっと暗いな)と感じる程度の明るさが眠りにつきやすくなります。遮光カーテンや厚手のカーテンを利用している場合は、少しだけ隙間をあけて。就寝前のスマホ・PCのブルーライトは厳禁デス。

また良い眠りのためのルーティンを考えてみるのも大切。好きな音楽を聴く、簡単なストレッチをする、深呼吸を10回する、といった快眠習慣です。まずは自分のリラックス術を見つけましょう。次回は、さらに具体的なお話をします!