パソコンを見るとどっと疲れる
と悩んでいる方
この記事では
- 眼精疲労はストレスのせい?
- 目の疲れをとる方法
についてお話していきます。
「携帯をスマホに変えた目の疲れがひどくなった」「パソコンを前にするとどっと疲れが出てしんどい」など、現代人は何かと目が疲れる毎日のようです。
パソコンやスマホからくる目の疲れは、単に目が疲れているだけでなく、自律神経にも悪影響を及ぼしているのです。
眼精疲労はストレスのせい?
「仕事が忙しいからか目がしょぼしょぼする」「まぶたが重い」と感じることはありませんか?
その原因は、目の機能の問題ではなく、実はストレスかもという場合があります。
■ストレスで目の疲れが悪化する
自律神経には、活動中や緊張度が高いときに働く交感神経と、リラックスモードの働きを担う副交感神経があります。
心身の疲労やストレス、生活のリズムが乱れると、この2つの神経のバランスが崩れます。
その結果、不眠や便秘、胃痛、頭痛、肌荒れなど、体調不良のサインが現れますが、目疲れもその1つです。
緊張や疲労が積み重なると、筋肉が収縮して硬くなり血行が悪くなるのです。
■ストレスで目の筋肉が過度に緊張する
私たちは起きている間中、日常生活で目を酷使しています。
特に、テレビやパソコンの画面の光は交感神経に刺激を与えやすく、疲れ目の悪循環の一因になります。
それは、目の後ろには脳があるからなのです。
目から入る光の刺激で脳まで痛みが放散し、慢性的な頭痛の原因になることも少なくありません。
そして、首や肩などの筋肉や神経に負担をかけているのです。
■自律神経の動きは目とつながっている
肩こりの時は後頭部が痛み、疲れ目の時には前頭葉を刺激するので、頭全体がぼんやりしたり痛んだりしませんか?
これは、デスクワークの人に多い症状です。
デスクワークの時、主にパソコン画面を見ながら体は交感神経モードで緊張状態が続いています。
しかし、近くにあるパソコン画面を見るために副交感神経が働かなくてはなりません。
この矛盾した状態が常時続くと、自律神経のバランスがくるってしまうのです。
目の疲れをとる方法
私たちの身の回りには、目に負担をかけるパソコンやスマホ、タブレットなどのIT(情報通信)機器であふれています。
パソコン画面を見ていて「疲れた」と感じた時は、目だけの問題ではないかもしれないので、自律神経を整える効果的な方法をご紹介します。
■リラックスする時間を作る
特に夜は、副交感神経が働くよう、リラックスするように心がけてみましょう。
夜は部屋の照明を暗めに調節して、クラッシック音楽を聞く、アロマオイルをかぐなどゆったりくつろぐことが理想です。
特に疲れ目改善のためには、ホットアイマスクなどで目を温めることで血行が良くなることが期待されています。
■ビタミンA・C・Eを含む食品を摂取する
目の疲労回復のために、抗酸化作用の高いビタミンA、C、Eが豊富に含まれている食品を摂りましょう。
- リコピンが豊富に含まれる人参や、ブルーベリーなど紫色の果実、赤ワインは目の血流を促進。
- サケやイクラ、エビやカニなど赤みのある魚に含まれるアスタキサンチンは抗酸化作用が高い。
- アーモンドなどのナッツ類は、血糖値の上昇を抑制。
- タコ、アサリ、カキなどに含まれるタウリンは水晶体を透明に保持。
- サバやサンマなどの青魚に含まれるDHA・EPAは、ドライアイにおすすめ。
■ぐっすりと眠る
ぐっすりと眠ることで自律神経のバランスが整い、疲れ目をはじめ、体調不良が快方に向かいます。
日中、仕事でいやなことがあったことを夜に持ち込むと、精神的にも肉体的にも緊張状態が終日続き、自律神経のバランスが崩れます。
そのため、安眠のためにはストレスから遠ざかることが大切です。
まとめ
眼精疲労はストレスのせい?と目の疲れをとる方法について解説していきました。
- ストレスがたまると自律神経が乱れて、眼精疲労につながる可能性がある。
- 目の疲れをとる方法は、①リラックスする時間を作る②ビタミンA・C・Eを含む食品を摂取する③ぐっすりと眠るなどがある。
毎日、少しでもリラックスする時間を持つように、自分なりのストレス解消法を取り入れましょう。
ストレッチやウォーキングなどで軽く体を動かす、ゆったり入浴する、趣味の時間を大切にする、規則正しい生活を心がける、友人や家族と会話するなど、どんなことでもかまいません。
リラックスが目の健康を改善してくれるでしょう。
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