身体をほとんど動かしていないのに、夜はヘトヘトに疲れている
と悩んでいる方
この記事では
- 「心=脳」が疲れている時のサイン
- デジタル疲労をとる休み方
についてお話していきます。
週の真ん中頃になると疲れがたまってくる。
でも、ヘルスアプリを見るとほとんど歩いていない。
これでは、身体を休めることだけでは回復は見込めません。
現代人が抱える悩みは、やはり精神的ストレスによる疲れです。
それに加えて、デジタルによる疲れも増えてきています。
「心=脳」が疲れている時のサイン
精神的な疲れは、人によってストレス耐性も異なるため、ケガと違って分かりにくいものです。
元気そうに笑顔を見せていた人が、ある日突然起きられなくなったなど、自分にしか分からない、自分でも分からないサインが現れてくるのです。
■「心=脳」が疲れている:マイナス思考になりやすい
ちょっとしたことに不安や焦りを感じ、マイナス思考になりやすくなっている時です。
常に不安を感じているようであれば、心が疲れている可能性が高いでしょう。
不安や心配なことが続くとストレスが蓄積していき、これまでは気にならなかったことまでも不安に感じてしまいます。
そして、気にしないようにしようと思っても頭から離れず、同じことでずっと悩み続けてしまいます。
■「心=脳」が疲れている:感情的になりやすい
つい感情的になってしまうことが増えたと感じた時です。
疲れると心に余裕が無くるため、些細なことでイライラしたり、他人の何気ない言葉で落ち込んだりしやすくなっています。
普段は冷静で気にならないようなことに動揺してショックを受けたり怒ってしまうなど、感情的になることが多くなっていたら、ストレスがたまって心が疲れた状態の可能性が高いでしょう。
■「心=脳」が疲れている:寝つきが悪い
強いプレッシャーを感じていると不安が強くなって頭が覚醒してしまい、寝つきが悪くなります。
就寝前に色々と考えすぎてしまうため、体は疲れているのに寝つきが悪いということもあります。
また人間関係に悩んでいる場合、明日が来るのがイヤだという気持ちから寝つきが悪くなることもあります。
寝つきが悪くなることで睡眠不足になり、集中力が低下して仕事などに影響が出てしまうこともあるでしょう。
デジタル疲労をとる休み方
日々の精神的ストレスからくる疲れを軽減し回復する「心のお休み」が、現代人にはますます必要になってきています。
近年のデジタル社会では、「心のお休み」は「脳のお休み」とも考えられています。
なぜなら現代は、「身体」よりも「心=脳」を休ませる時代へと突入しているからです。
しかし、「休む」というと部屋で1日中ゴロゴロするのではなく、脳にとって最高のリフレッシュは「平日とは全く違う状態にしてあげること」なのです。
■最高の休日の過ごし方:ランニングをする
脳がアイドリング(休憩)している時に活性化する神経活動ですが、ランニング中はDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)が活発になって、アイデアやひらめきが浮かびやすいのです。
一言でいえば、創造力が高まっている状態になります。
スマホやPCなどのデジタル情報を見ている時は、DMNは全く機能していません。
仕事中デスクにいる間、ほとんどの現代人はひらめきのチャンスを逃してるのです。
だからこそ、休日にランニングでデジタルデトックスしながら、アイデアが生み出されるのです。
■最高の休日の過ごし方:新鮮な情報が入ってくる
脳をいつもと違う使い方をすることに加えて、「いつもと違う情報」を入れることもすごく大事なのです。
「感覚遮断の状態」というように、脳は完全に情報をシャットアウトするとリラックスできません。
例えば、宇宙空間に放り出されたと考えてみてください。音も視覚情報もない…リラックスできるわけがありません。
適度に新しい情報が入ってくる状態が、実は一番リラックスできるのです。
■最高の休日の過ごし方:自分のために休む
日々の仕事から離れて、自分のために時間を作ることが目的の休みです。
- 日頃できないことをする
- 平日にはいけないところに行く
- 何も予定を入れない
身体を休めるために何かをする、心を休めるために何かをする、といった義務感で動くのではなく、自由に過ごすのです。
まとめ
「心=脳」が疲れている時のサインとデジタル疲労をとる休み方について解説していきました。
- 「心=脳」が疲れている時のサインは、マイナス思考になりやすい・感情的になりやすい・寝つきが悪いなどがある。
- デジタル疲労をとる休み方は、「平日とは全く違う状態にしてあげること」である。
「歩く」と「走る」では、脳への影響が根本的に異なります。
「走る」ことで「攻めの姿勢」が構築されるのです。やりぬく力が走ることで鍛えられるそうです。
このように、平日とは違う行動パターンを休日に行うことで、脳をデジタル疲労から解放してあげましょう。
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