寝ているのに疲れがとれない
と悩んでいる方
この記事では
- 精神的不安定からくる疲れ
- 幸せを感じる疲労対策
についてお話していきます。
毎日の仕事や家事、育児、運動などで疲れがたまっていませんか?
睡眠はしっかりとっているのに、疲れがとれない方は、心がひどく疲れているのかもしれません。
幸せを感じることで、心と体を安定させて疲れから解放されましょう。
精神的不安定からくる疲れ
心と体は密接に関連しています。
心に不調をきたすと、だるさや肩こり、頭痛、吐き気、痛みなど体にも不調が出てきます。
逆に、日常生活で疲れがたまったり体の不調があったりすると、気分まで落ち込むなど精神的にも不安定になるものです。
■心が疲れているサイン
今の疲れは、心の疲れ?体の疲れ?心の状態をチェックしてみてください。
心が疲れているサイン10
- 夜眠れないため、日中眠気がある
- 身体がだるく、すぐに疲れる
- 集中力や注意力がなくなった
- やる気が出ない
- 自信がなくなった
- 気分が落ち込み、悲観的に考える
- 人付き合いがおっくうになった
- 身だしなみに気を使えなくなった
- 食欲が落ちて、食事が喉を通らない
- 頭痛や胃痛、肩こりなどの体調不調がある
5つ以上当てはまる場合は、心がひどく疲れている可能性があります。
実は、男性の方が該当する項目が多い傾向にあります。
それは、男女の脳の違いがその差に表れているのです。
■男女の脳の違い
右脳と左脳をつなぐ「脳梁(のうりょう)」の幅が、女性は男性の1.5倍も広くなっています。
脳梁が広い女性の脳は、左右の脳をバランスよく機能させて一度に多量の情報交換を行い、同時進行で複数のことをこなせます。
一方、脳梁が狭い男性の脳は、1つの物事に集中して取り組むのに向いています。
■女性より男性の方がうつ病になりやすい
女性は仕事をこなしながら、恋愛も友人関係も子育ても家事も全部同時進行で進められます。
逆に男性は、仕事が忙しくなると、仕事に集中するあまり他のことがおろそかになる傾向が見られます。
更に、女性はおしゃべりなどでストレス発散をするのが上手なのに対し、男性は建前やプライドの世界で生きているので、愚痴を言いづらく自分の中にため込んでしまいがちだからです。
幸せを感じる疲労対策
赤ちゃんに触れたり、子犬や子猫をなでたり、恋人同士でそばにいると「癒される」という幸せな感覚を持つ人は多いと思います。
こうした感覚を率先して持つことが疲労対策になるのです。
■幸せを感じると「オキシトシン」が分泌
赤ちゃんやペット、恋人などと触れ合った時、脳の下垂体後葉から「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。
母親が授乳をする時にもよく分泌され、人に対する信頼を強める性質も持っています。
このようなことから「愛情ホルモン」「信頼ホルモン」とも呼ばれています。
■「オキシトシン」は疲れに有効
「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌を促して、自律神経を整える効果があります。
人が幸せを感じると自律神経が整い「癒されている」と実感することで、疲れが軽減されていきます。
■幸せを感じる方法
自律神経が整えば、ストレスに強くなります。
その結果、胃腸や心臓の調子が良くなり、幸せな気分になれるということです。
そこで、オキシトシンをたくさん分泌させるポイントを2つご紹介します。
ポイント1:五感に心地良い刺激を与える
おいしいものを食べる。いい香りをかぐ。好きな音楽を聴く。美しい景色を見るなど、五感を刺激することで、オキシトシンはたくさん放出されます。
好きな人とのハグや体に心地いい刺激を与えることでも、オキシトシンの分泌は促されます。
ポイント2:積極的に人と交流する
人と接することで、自分にも相手にもオキシトシンは分泌されます。
直接相手と接しなくとも、関心を持つだけでもオキシトシンの分泌は促されます。
オキシトシンが「愛情ホルモン」といわれるのはそのためです。
まとめ
精神的不安定からくる疲れと幸せを感じる疲労対策について解説していきました。
- 心と体は密接に関連しているため、心に不調をきたすと体に不調を感じ、体の不調があると気分が落ち込み精神的に不安定になる。
- 幸せを感じる疲労対策は、幸せを感じて自律神経を整え「癒されている」と実感すること。
幸せを感じることで、日常生活での疲れを軽減することはできます。
何より、幸せを感じることが多いほど人生は豊かになります。
愛する人と幸せな時間をたくさん過ごしてほしいものです。
EarZzzでは、気持ちがリラックスできたり、前向きになれるような音楽をYouTubeで配信しています。
おやすみ前や休憩時間にぜひお試しください。
【耳の休息ch】耳のしあわせ Music Lab.は>>こちら
「疲労」関連記事は>>こちら
#耳のしあわせラボ