睡眠で美容効果を上げよう!-お肌のゴールデンタイムの新常識

睡眠で美容効果を上げよう!-お肌のゴールデンタイムの新常識

肌荒れがひどい


と悩んでいる方


この記事では


  • お肌のゴールデンタイムの新常識
  • 美容に良い睡眠をとるためのポイント

についてお話していきます。


睡眠には健康の基盤を作ると共に、キレイを育む力が秘められています。

しかし、睡眠不足が続くと女性ホルモンで美を司る「エストロゲン」の分泌が減少し、女性ホルモンが乱れやすくなります。

そのため、忙しく働く女性にとって肌荒れは、大きな問題となっているのです。



お肌のゴールデンタイムの新常識

お肌のゴールデンタイムの新常識

「よく眠る人ほど肌の調子がいい」というのは、本当なのでしょうか?

睡眠は健康の質であり、パフォーマンスの質であり、肌のコンディションにも良い影響をもたらすのです。

お肌のゴールデンタイムの新常識をご紹介します。


■眠り美人は素肌美人!?

ぐっすり眠れている睡眠満足度の高い人は、不眠感の強い人に比べて、肌トラブルが数ないことが分かっています。

なぜなら、寝入って最初の深い眠りの際に大量に分泌される成長ホルモンと睡眠ホルモンの「メラトニン」のおかげだからです。

成長ホルモンは、体の成長だけではなく、細胞の修復、たんぱく質の合成、新陳代謝の促進など、美容や健康に欠かせないホルモンです。

メラトニンは、リラックスモードの副交感神経を優位にさせて眠りを促すだけでなく、強力な抗酸化力を持つ「アンチエイジングホルモン」なのです。


■「22時~2時が肌のゴールデンタイム」はもう古い!?

最近の睡眠研究では、入眠から3時間までの間を「ゴールデンタイム」と指しています

眠りにつくと成長ホルモンが生成され始め、3時間を過ぎると分泌がピークを迎えるためです。

諸説が色々とありますが、成長ホルモンによる肌の新陳代謝が最も活発に行われる時間は、夜22時〜深夜2時と考えられてきました。

以前は、22時~23時頃に寝る生活スタイルをとっている人が多かったためです。

実際、入眠から3時間の間、脳下垂体から成長ホルモンが分泌されることが分かっているため、寝入ってから3時間にしっかり熟睡すること、つまり、質の良い睡眠をとることだと考えられるようになったのです。


■肌のゴールデンタイムを受けるために

やはり、早寝早起きをしている方が美容、健康に良いのは間違いありません。

そのため、有力な説を総合的に考えると「入眠から3時間が肌のゴールデンタイムであり、可能なら22時~23時に寝るのがベスト」といった認識をするとよいでしょう。

人の生体リズムは、昼に活動し夜は休むように設計されています。

そのため「ゴールデンタイムは入眠から3時間まで」とはいえ、成長ホルモンをたっぷり分泌させるために、夜間にしっかり眠りましょう。

また、ゴールデンタイムの3時間だけでは睡眠が不足するため、自分に適した睡眠時間をしっかりとりましょう。



美容に良い睡眠をとるためのポイント

美容に良い睡眠をとるためのポイント

肌の調子を高めるためには、質の良い睡眠をしっかりととることが重要です。

質の良い睡眠がもたらす美容への効果を得るために、以下のことを意識してみましょう。


■生活スタイルを整える

食事、運動、寝室の環境を適切に整える工夫が必要です。

食事では、成長ホルモンの分泌を抑制する炭水化物の摂りすぎに注意し、成長ホルモンの分泌を高めるたんぱく質を積極的に摂るようにしましょう。

運動では、寝る2時間前にストレッチなどの軽い運動をすることで一時的に体温を上げ、体温が徐々に下がるタイミングで眠りにつくと寝入りをスムーズにすることができます。

寝室では、夜遅くや寝る直前にパソコンやスマホの画面など強い光を発するものは見ないようにして、なるべく暗い環境で眠るようにしましょう。


■入眠から3時間を大切にする

睡眠中は、深いノンレム睡眠と浅いレム睡眠が約1時間半のセットになって繰り返されます。

特に、最初の2セット(=3時間)が深い睡眠となり、そこで成長ホルモンが多く分泌されます。

そのため、「入眠から3時間」に質の良い睡眠状態を作れるようにすることが大切なのです。

寝る前のカフェインを避けるなど、睡眠の質を低下させる習慣はやめるようにしましょう。


■1日6時間は睡眠をとる

医学的に見ると、睡眠を5セット(=約7時間)とっている人が最も死亡率が低いそうです。

最低でも4セット(=6時間)は睡眠をとらないと、肌荒れや目の下のクマなどの悪影響も現れやすくなるといわれています。

朝は太陽光を浴び、夜はしっかり寝るという規則正しい生活を送ることで、成長ホルモンの分泌も促進することができるのです。



まとめ

お肌のゴールデンタイムの新常識と美容に良い睡眠をとるためのポイントについて解説していきました。


  • お肌のゴールデンタイムの新常識は、22時~2時の時間帯ではなく「入眠から3時間」が大切である。
  • 美容に良い睡眠をとるためのポイントは、①生活スタイルを整える②入眠から3時間を大切にする③1日6時間は寝るなどがある。

睡眠は美肌の維持やアンチエイジングに役立つ、最高の美容エキスになりえるものです。

睡眠の効果を最大限に得るためには、規則正しい生活を心がけ、体内時計のリズムを狂わせないように過ごすことが重要なポイントとなります。

毎日の睡眠を味方につけて、健康で美しい肌を維持していきたいですね。



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