産後、寝不足が続いてつらい
と悩んでいる方
この記事では
- 産後クライシスはいつまで続く?
- 回避のコツはママの睡眠確保
についてお話していきます。
「赤ちゃんのお世話をして思うように眠れない」「疲れているのに寝ようと思ったら眠れない」など、産後のママにとって睡眠確保の問題は重大です。
睡眠不足からイライラして育児に影響が出ることもあります。
産後クライシスはいつまで続く?
女性のライフステージが、大きく変わるタイミングはいくつかあります。
その中でも、身体的な変化や負担が重い出産前後、子育てが生活の中心になってくる時期は、正に大きな変化といえます。
今まで経験したことのない身体と心の変化を感じて、戸惑うママも多いのではないでしょうか。
■「産後クライシス」とは
妻の出産後約2~3年ほどの間で、夫婦の愛情が急激に冷めてしまうことです。
産後夫婦仲が急激に悪化したけれども、一時的な現象にすぎず、その後夫婦の努力により夫婦関係が改善する場合もあれば、最終的に夫婦関係が破綻してしまい、離婚に至る場合もあります。
■「産後クライシス」の原因は?①
出産後多くの方が最もつらいと感じるのは、やはり子育てによる睡眠不足です。
自律神経が未発達な赤ちゃんは、大人と睡眠のサイクルが全く異なります。
そのため、この時期のお母さんは満足にまとまった睡眠をとれません。
更に、赤ちゃんの健康状態を常に気にしていなくてはならないという、気の抜けない状態が続くことで強いストレスがかかり、イライラが増大するのです。
■「産後クライシス」の原因は?②
産後に起きるイライラ、いわゆる産後クライシスは、かなりの部分は自律神経の乱れからきています。
産前産後の身体的な変化は、自律神経に影響を及ぼします。
特に産後は、出産前に増えていた女性ホルモンが急激に減少し、元の体に戻ろうとし始めます。
そこに、更に子育てという初めての体験が重なるため、生活の変化で自律神経に乱れが生じるのです。
回避のコツはママの睡眠確保
昼夜を問わない授乳やおむつ替えで睡眠不足や疲れが重なり、様々な体調不良につながることもあります。
産後クライシスにならないために、赤ちゃんの睡眠リズムを知り、睡眠不足のママの対処法を考えてみましょう。
■赤ちゃんの睡眠の特徴
生まれて間もない赤ちゃんは1日15~20時間も眠って過ごします。
合計の睡眠時間は長いですが、頻繁に目を覚ますことが大きな特徴です。
- 細切れ睡眠…赤ちゃんは大人に比べて眠りが浅く、ちょっとした物音で目を覚ましく、特に月齢が低い赤ちゃんは1~3時間ほどの間隔で寝たり起きたりを繰り返しています。
- 昼夜の判別がつかない…生後間もない赤ちゃんの体内時計は十分に機能しておらず、生後3~4ヵ月までに徐々に成熟していきます。そのため、睡眠リズムが乱れがちになり、昼夜が逆転してしまうことも。
- 夜泣き…赤ちゃんの体内時計や睡眠リズムが整ってきて、ある程度まとまって眠れるようになる生後半年~1歳ごろまでに見られる現象です。
■ママの睡眠不足対処法①
赤ちゃんのお世話に追われるママにおすすめしたいのが、上手に仮眠を取り入れることです。
赤ちゃんは日中もすやすやと眠っている時間があるので、ごく短時間でも赤ちゃんと一緒に眠れば、睡眠不足による疲れや不快感が少しは改善するでしょう。
仮眠のポイントは、15~20分程度の睡眠にとどめることです。
長時間の仮眠をしてしまうと、夜間に目がさえて眠れなくなってしまうことも。
■ママの睡眠不足対処法②
生後3ヵ月ごろを過ぎると、赤ちゃんの体内時計が機能し始めるため、睡眠リズムを整えるように心がけてみましょう。
ポイントは、整ってきたリズムを乱さず、夜間のまとまった睡眠を促すためにも、夜は部屋を暗くする、朝はカーテンを開けて太陽の光を浴びさせる、日中は散歩などをして刺激を与えるなど、メリハリのある生活を送ることができるようにしてみましょう。
まとめ
産後クライシスはいつまで続く?と回避のコツはママの睡眠確保について解説していきました。
- 産後クライシスは、産後2~3年経ち、子育てが一段落した頃に落ち着くママが多い。
- 回避のコツは、ママの睡眠確保が重要である。
新しい命を育む喜びや子供が成長していく様子を身近で見ることは、この上なく感動的で、時にはストレスを緩和してくれることもあるはずです。
睡眠不足になりイライラしてきたと感じたら、自分自身の自律神経を気づかってあげることも大切です。
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