春は特に起きられない
と悩んでいる方
この記事では
- 春が眠いのはナゼ?
- 「眠気やだるさ」を解消する方法
についてお話していきます。
少しずつ太陽の暖かい日差しを感じると、春が待ち遠しい。
そう思う反面、何だか眠気やだるさを感じてしまう…なんてことはありませんか?
気持ちは前向きなのに、身体がついていかないと感じるのは、春特有の眠気の原因があるのです。
春が眠いのはナゼ?
新生活がスタートしたり、新しいことをはじめたり、春はワクワクする季節。
でも、目覚まし時計が鳴ってもボーっとしてしまったり、ウトウトしてなかなか動けなかったり。
「春眠暁を覚えず」という言葉があるように、春は眠たくなるものなのです。
■春の眠気は気象現象「気圧の谷」のせい?
春の特有の気象現象といえば、移動性高気圧。
大陸からやってきた高気圧が日本を通り過ぎた後、必ず気圧がぐっと下がるのが、気圧の谷です。
気圧が下がると人の身体はどうなるのか?
実は気圧が下がると、人の身体をコントロールしている自律神経の副交感神経が優位になり、身体はリラックスするのです。
そのため、眠気がとれずパッと目覚めることができないのです。
■春の眠気は「アレルギー症状」のせい?
暖かい春になると、花粉や黄砂、PM2.5などのアレルギー症状を引き起こす物質が、大量に空気中に飛び回っています。
そのため、止まらないくしゃみや鼻水で寝つきが悪くなったり、眠れなくなったりなど、睡眠のリズムが崩れがちになります。
また、花粉症の治療で内服する「抗アレルギー薬による眠気」も要因の1つにあげられます。
■春の眠気は「新生活のストレス」のせい?
春は、卒業式や入学式、就職などの新生活がはじまる季節です。
自分は変化しない場合でも、周りの人が入れ替わるなど、環境の変化が1年で最も激しい時期です。
新しい環境に慣れるために、心と身体は知らないうちに緊張状態になっています。
そのため、夜もぐっすり眠れず、仮に眠ったとしても疲れがとれていません。
その影響で、お昼頃にボーっとしたり、眠くなったりして、やる気が起きなくなることもあります。
「眠気やだるさ」を解消する方法
春は眠くなると分かったけれども、毎日のことなので、朝は気持ち良く目覚めたいのも。
春特有の「眠気とだるさ」を解消するために、毎日できる簡単な対策をご紹介しますので、ぜひ自分にあった対策を見つけてみてくださいね。
■心地よい香りを活用する
嗅覚は、五感の中でも脳にダイレクトに伝わる感覚です。
その特性を生かして、心地よい香りをかぐことで脳に直接刺激を与えて、自律神経のバランスを整えましょう。
覚醒効果が期待されるのは、ローズマリーの香り。
枕元にエアフレッシュを置いて寝起きにひと吹きすれば、交感神経が刺激されて頭がスッキリとしてきます。
■光を活用する
朝起きてすぐ窓際に立ち、15秒間目の中に光を入れると、私たちの身体は目覚めるようになっています。
そして、そこから14~16時間後には眠気がくるように、睡眠ホルモンの分泌がはじまるのです。
そのため、朝はしっかりと光を浴びて、夜は就寝1時間前には徐々に暗くしていく。
このように、光にメリハリをつけて活用をすることが、春特有の「眠気とだるさ」を解消するコツなのです。
■温かい飲み物を活用する
温かい物を口にすると、お腹を温めることで交感神経のスイッチが入り、心と身体が目覚めます。
紅茶やお茶に含まれるカフェインは刺激が強いですが、朝の目覚めに活用するのであれば、少量ならOKです。
カフェインが気になる人は、朝食にペパーミント&レモングラスのハーブティーを飲めば、ノンカフェインの上に香りで更に脳が活性化されるでしょう。
まとめ
春が眠いのはナゼ?と「眠気やだるさ」を解消する方法について解説していきました。
- 春は気象や環境の変化が激しいため、自律神経が乱れることで、眠気とだるさをおぼえる。
- 毎日できる「眠さとだるさ」の簡単対策3選は、①心地よい香りを活用する②光を活用する③温かい飲み物を活用するなどがある。
寒い季節から脱出して、待ち望んでいた暖かい春がやってきます。
でも、朝から眠気やだるさがあるようでは、やる気もなくなってしまうことも。
「眠気やだるさ」を解消する方法を試すことで、心も身体もどんどん前に進んでいきましょう。
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