最近、パートナーの寝言がひどくて…
と悩んでいる方
この記事では
- 「寝言に返事をしてはだめ」はホント!?
- 睡眠中の寝言の改善方法
についてお話していきます。
「寝言を言ってたよ」と家族に指摘されたことはありませんか?
笑い話で済めばよいのですが、「寝言に返事をしてはだめ」といわれるように、実は見過ごせない危険な寝言もあるようです。
寝言の原因と改善方法を一緒に見ていきましょう。
「寝言に返事をしてはだめ」はホント!?
無意識に発せられる寝言に対して「なぜ寝言を言うのか」「病気の兆候ではないのか」と不安に感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
睡眠中に発する寝言の原因について詳しく解説していきます。
■「寝言に返事をしてはだめ」はホント!?
昔からよく「寝言に返事をすると、寝ている人の寿命が縮む」と言われていますが、「レム睡眠の邪魔をしてしまうのでよくない」というのが、科学的な根拠です。
昔は、寝言を言っている時は、その人の近くに霊が来ていて、その霊と話をしているといわれてきました。
そして、その会話を邪魔することで、その人の魂が連れ去られたり、死んでしまうと言い伝えられていました。
■「寝言に返事をする」とダメージが蓄積される!?
寝言は「レム睡眠」時に言っているため、寝言に返事をすることは「レム睡眠」の邪魔をし、睡眠不足の状態になります。
人は、睡眠中「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を繰り返しています。
深い眠りの「ノンレム睡眠」では、脳も体もゆっくり休んでいるため、話しかけても起きることはありません。
しかし、眠りの浅い「レム睡眠」では、周囲のことをある程度把握しているため、体は休んでいても脳は反応しています。
そのため、寝言に返事をされると、「会話をしなくては」という気持ちが働き、脳に負担がかかってしまうのです。
■「寝言を頻繁に言う」のは要注意!?
寝言の頻度が極端に多かったり、声が大きかったりする場合は、精神や肉体的に強いストレスを受けていることが考えられます。
睡眠不足が続くことで眠りが浅くなり、寝言が増える場合もあります。
悪夢を見てうなされたり、叫び出したりするようであれば、ストレス過多が原因かもしれません。
寝言は「レム睡眠行動障害」という病気の前兆である可能性もあります。
「レム睡眠行動障害」は、夢の中の行動を、実際に現実でも行ってしまう病気です。
寝ながら叩く、蹴るなど、手足が動いてしまうのが代表的な症状。
意識がないので力が加減できず、一緒に寝ている人にケガをさせてしまうケースもあります。
睡眠中の寝言の改善方法
いびきと同様に、大きな声の寝言は周囲の人の睡眠環境に悪影響を及ぼすことも多いので、本人や家族のためにも寝言の対策を心がけた方がよいでしょう。
■悩みごとを書いておさめる
「今日あったイヤなこと」「頭に浮かんできた悩みごと」を紙に書き、引き出しにしまいましょう。
引き出しにしまうことで、「これで考えるのはおしまい!」と実際に行動で示すことで、心がスッと安らぎます。
寝言を改善するには、ストレスを上手に解消することが大切です。
■快眠できる環境作り
使用している寝具を新しいものに買い替えたり、寝室の温度や湿度を調節したり、ぐっすりと眠れるように配慮しましょう。
強いストレスによって寝言を発している場合は、睡眠環境を整えることで寝言を改善できる可能性があります。
寝苦しい環境化においては、眠りも浅くなりやすく、寝言の頻度が増えてしまうことも考えられます。
■生活習慣の見直し
食生活や栄養バランスの改善、運動不足の解消などは、質の高い睡眠のために欠かせない重要な項目です。
眠る前にアロマを焚いたり、リラックスできる音楽を聴いたり、睡眠の質を高める対策を行いましょう。
反対に、眠る前にカフェインを摂取したり、高温の湯に浸かったりするような、睡眠の質を下げてしまう行為は控えた方がよいでしょう。
まとめ
「寝言に返事をしてはだめ」はホント!?と睡眠中の寝言の改善方法について解説していきました。
- 「寝言に返事をしてはだめ」な理由は、レム睡眠の邪魔をしてしまうのでよくないから。
- 睡眠中の寝言の改善方法は、①悩みごとを書いておさめる②快眠できる環境作り③生活習慣の見直しなどがある。
何気なく発していると思っていた寝言が、実は様々な不調のサインになっている場合もあります。
「最近寝言がうるさい」と指摘されたら、自分の身体や生活習慣を見直すことも大切です。
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