発達障害の子供が音に敏感になっている
と困っている方
この記事では
- 発達障害とは
- 発達障害で辛い音には耳栓がおすすめ
についてお話していきます。
発達障害と診断された子供で、音に敏感に反応する子供もいます。
特定の音に過剰反応したり、多くの人にとって気にならないような音が耐えられないことで、イライラしたり、ぐったりと疲れて寝込んでしまうこともあります。
発達障害とは
発達障害とは、生まれつきの脳機能の発達の偏りによる障害のことです。
発達障害は外見からは分かりにくいため、集団生活に困難が発生した時に気づくことが多いです。
そして、その症状や困りごとは十人十色ですが、発達障害は主に3つに分けられます。
■自閉症スペクトラム障害(ASD)
自閉症スぺクトラム障害は、出生前に胎内での中枢神経系の発育に何らかの問題が生じたことが大きな原因だと考えられています。
主な症状は
- 相手の気持ちを理解することが苦手。
- 相手の言葉をオウム返しすることが多い。
- 手の平をヒラヒラし続けるなどのこだわりをもった反復的動作がある。
■注意欠如・多動性障害(ADHD)
脳の前頭葉の部分の働きに偏りがあり、脳の伝達物質であるドパミンやノルアドレナリンが通常より不足している可能性が考えられています。
主な症状は
- 不注意・・・注意力や集中力を保つことができない。
- 衝動性・・・思ったことをすぐに話したり、行動する。
- 多動性・・・落ち着きがなくそわそわする。
■学習障害(LD)
知的能力には問題がないのに、読む、書く、計算するなどの特定の事柄だけが特に苦手な状態のことをいいます。
学業成績や日常生活に困難が生じ、能力を要求される小学校2~4年生頃に成績不振などから明らかになる場合が多いです。
自閉症スペクトラム障害の子供が困っていることに、感覚過敏があります。
光や音に敏感になり、それらの刺激を嫌がることがあります。
過敏であるがゆえに刺激を避けようと活動範囲が狭くなるため、人との関わりを避けることも出てきます。
発達障害で辛い音には耳栓がおすすめ
発達障害の子供が耳を塞いでパニックを起こしていたら、音に敏感になっている可能性はかなり高いと思われます。
■音に敏感!困っている事例
音を敏感に感じる子供は、音にどのような反応をしているのでしょうか。
- カラスの鳴き声を聞くとパニックを起こす
- 踏切の警報機の音が怖くて道を遠回りする
- スピーカーから聞こえてくる音が、爆音のように聞こえる
- 周りの様々な音が混ざるとストレスになる
スピーカーから聞こえてくる音が怖くて、運動会の練習中にスピーカーを叩き壊したという例もあるそうです。
■音に敏感!辛い音には耳栓がおすすめ
苦手と感じる音は人それぞれです。
なので、その辛い音がいつやってくるか分からないという不安もあります。
そこで、おすすめなのが手軽に音を遮音することができる耳栓です。
例えば、外出先のトイレに設置されたハンドドライヤーの音を怖がる子供の場合、その時だけ耳栓を着用すると、トイレに入ることを嫌がらなくなったそうです。
耳栓は目立たないので、周りの目を気にせずに辛い音を遮音できます。
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まとめ
発達障害とはと発達障害で辛い音には耳栓がおすすめについてご紹介していきました。
- 発達障害とは主に、自閉症スペクトラム障害(ASD)・注意欠如・多動性障害(ADHD)・学習障害(LD)がある。
- 発達障害で辛い音には、周りの目を気にせず使える耳栓がおすすめ。
発達障害は特性が理解されるのに時間がかかるため、叱られることでやる気や自信を失うことが多いです。
音に敏感になるなどの兆候も見逃さないことが重要です。
「困った子」と思うのではなく、「困っている子」と寄り添うことで、早めに周りの大人がサポートする必要があります。
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