毎朝だるくて起きれない…
と悩んでいる方
この記事では
- 疲れのサインを見逃さないで!
- 自律神経を整える良い睡眠とは
についてお話していきます。
疲れは心身共に負担がかかった結果生まれる、自然な生理現象です。
それは、身体にとって非常に大切な「休め」のサインなのです。
この「休め」のサインを見逃すと、私たちは不眠不休で動き続けてしまうことになります。
そして、最近、問題になっている過労死や突然死という最悪の結果を招きかねません。
疲れのサインを見逃さないで!
動物は疲れたら回復するまで休みます。
しかし、人はどうでしょうか。
人は、「疲れた、疲れた」と言いながら、休まずに働き続ける行動をとります。
そのため、慢性疲労を訴え続け、挙句の果てに過労死という現状を目の当たりにしています。
疲れのサインを見逃さず、早期に気づくことが重要です。具体的に3つの疲れのサインをご紹介します。
1.根気がなくすぐに飽きる
同じ作業を長く続けると「飽きた」と感じることは、脳が疲れ始めたという最初のサインです。
- 肩がこる
- 目がショボショボする
- 眠くなる
デスクワークをしていると、このようなサインは何度も経験があると思います。
このサインを無視して作業を続けた場合、脳にダメージがたまり、どんどん疲れていきます。
- 同じ作業を疲労せずにできるのは1時間~1時間30分まで
仕事や勉強、運転などの同じ作業を続けると分かっている場合は、計画を立てて「飽きる」前に休憩をとるなどの気分転換をすると、パフォーマンスの低下を防ぐことができます。
2.電車やバスで寝落ちする
テレビを見たり、お風呂に入っている時にも「寝落ち」することも、脳の疲れがピークに近い状態です。
寝落ちの原因は…
- 睡眠不足
- 睡眠の質が悪い
- 睡眠障害
疲れすぎて何もかも放って寝るという経験も一度や二度はあると思います。
脳の疲れがピークに近づくと、脳は半強制的に意識をシャットダウンし、突然休息に入るのです。
- 睡眠は寝るためではなく、疲労回復のため
質の良い睡眠がとれていないと、一晩眠っても回復しきれない時があります。
公的な場所で「寝落ち」する場合は、疲れがたまり過ぎている証拠です。
3.起床4時間後に眠気がある
1日の中で最も脳が活発になる時間帯に「眠気」ある場合は、慢性疲労の状態です。
眠気のサイクルは…
- 起床4時間後に脳が最も活動的になる
- 起床8時間後の一度眠気がくる
- 起床11時間後に再度活動的になる
6時起床であれば10時頃が最も活動的で、14時頃に一度眠気がきて、17時頃に再度活動的になります。
眠気のサイクルが順調であれば、体調も良いという証拠です。
- 起床4時間後は、アイデアが必要なクリエイティブな仕事に適している
覚醒度が最も高い時間帯に眠気を感じるということは、正しくそれは疲れのサインで、慢性疲労になっている可能性が高いです。
自律神経を整える良い睡眠とは
自律神経は人の生命活動のバランスを整えている、大切な神経です。
私たちが疲れを感じるという現象は、脳にある自律神経が疲弊しているということになります。
自律神経には…
- 交感神経が働くと・・・身体を活発に活動させたり、集中することで緊張や興奮状態になる
- 副交感神経が働くと・・・入浴や睡眠など、リラックスし落ち着いた状態になる
疲労と睡眠にはとても密接な関係性があり、良い睡眠をとれていないと、疲労がどんどんたまる一方なのです。
それは、リラックスしたい時に副交感神経ではなく、交感神経が優位に立つことで、常に緊張した疲れた状態が続くからです。
■良い睡眠で自律神経を整える
疲労をためないために、良い睡眠をとることで自律神経を整えてあげましょう。
良い睡眠をとるためには…
- 食事、アルコール、コーヒーなどは就寝の3時間前までに
- 熱い湯は避け10分程度で、入浴は就寝1時間前までに
- パソコンやスマートフォンの利用は就寝1時間前までに
いずれの行動も、自律神経の交感神経を休めて副交感神経を優位に立たせてくれるため、スムーズに入眠へと導かれます。
そのため、その日の疲労をその日のうちに解消することができ、疲れをためない身体にしてくれます。
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おやすみ前や休憩時間にぜひお試しください。
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まとめ
疲れのサインを見逃さないで!と自律神経を整える良い睡眠とはについて解説していきました。
- 疲れのサインを見逃すと、過労死や突然死といった最悪の結果を招きかねない。
- 自律神経を整える良い睡眠とは、自律神経の交感神経を休めて副交感神経を優位に立たせてくれる。
疲れのサインを見逃すことは、心身共に疲れをため込み続けることになります。
こまめに休むことで、疲労してからもそこからの回復力が早くなるといわれています。
「疲れたな」と感じた時は、身体のSOSをキャッチして、しっかりと休息をとりましょう。
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#耳のしあわせラボ