正しい疲労回復方法で疲れをためない体に!

正しい疲労回復方法で疲れをためない体に!

しっかり休んでいても疲れがとれない…


と困っている方


この記事では


  • 疲れがひどい原因は?
  • 正しい疲労回復方法

睡眠は十分とれているのに疲れがとれないと、体に疲れがたまっていると感じている場合は、もしかすると、疲労回復方法が間違っているのかもしれません。

効果的な疲労回復方法をご紹介しますので、ぜひ試してみてください。



疲れがひどい原因は?

疲れがひどい原因は?

寝ても寝ても眠いと感じる方は、かなり疲れがたまっていると思います。

なぜなら、その疲れはいったいいつ頃から始まったか覚えていますか?


■一晩寝ても疲れがとれない状態が6ヵ月以上続く場合、その疲れは「慢性疲労」です。


慢性疲労が続くと、思考力が低下しやすくなるため、些細なことでイライラしてしまい、余計に疲れるという悪循環に陥ってしまいます。

「疲れた、疲れた」といっても、一体どこが疲れていますか?

疲れには3つの種類があります。


1.体の疲労

スポーツなど体を動かすことで、ある程度、体の疲れを感じます。

しかし、日常生活の中のある特定の動きが続くことで、体の疲れがたまっていくと、気づかないうちに疲れてしまいます。


  • ・座る疲労・・・デスクワークや長距離ドライバーなどは、ずっと座りっぱなしのため、肩こりや腰痛などの不調をきたす。
  • ・夜勤疲労・・・看護師や消防士などは、体内時計が乱れる不規則な生活で疲れる。
  • ・子育て疲労・・・夜の授乳や抱っこなどで、睡眠不足全身疲労を引き起こす。

毎日の生活習慣が疲れとなって積み重なり、疲れがとれない体になっているのです。


2.心の疲労

人間関係や仕事などで強いストレスを感じると、自律神経のバランスが乱れやすくなります。

その結果、寝つきが悪くなったり、イライラしやすくなることで、疲労感がたまってしまいます。


  • 学校や職場での気疲れ
  • SNSが気になる

現実的な世界でのコミュニケーションの場ではなく、最近ではSNSの既読や返信が気になって仕方がないという疲れが、若者世代だけでなく全世代で多く見られます。


3.脳の疲労

脳の神経が常に緊張した状態にあり、興奮していつも覚醒しています。

体は疲れていないのに眠れない、というような状態のことです。


  • 仕事でパソコンをずっと操作している
  • 休憩時間もスマホを手放せない
  • 就寝時間直前までメディアを見ている

脳の情報処理が追いつかないほど脳を休めず使い続けてしまうと、物忘れが増えたり、気持ちが落ち込みやすくなります。


このような疲れは単独で起こることが少なく、複数の疲れを同時に感じるのが一般的です。

そのため、自分のどこが疲れているのか原因をよく知ることが大切です。



正しい疲労回復方法

正しい疲労回復方法

間違った疲労回復方法を行うと、疲れがとれるどころか、ますます疲れてしまい逆効果になってしまいます。

そうならないために、正しい疲労回復方法をご紹介しますので、今まで自分が行っていた疲労回復方法と比べてみてください。


■ぬるめのお湯につかって疲労回復!

「熱い温泉に使って疲労回復」はNGです。

温泉自体は「湯治」という言葉があるように、古来から病気の療養に親しまれてきました。

しかし、その温泉も一歩間違えれば、疲労回復どころか疲れを助長してしまう可能性があります。

注意するポイントは、お湯の温度

約40度のぬるめのお湯で約10分間、半身浴をすることで副交感神経が優位になるため、血行が良くなり疲れが軽減できます。

「熱いお風呂に入ったからよく眠れた」という方は、それは疲れがとれたのではなく、熱いお風呂で体が疲れたのかもしれません。


■リラックスタイムでのんびり疲労回復!

「仕事終わりの運動で疲れをリフレッシュ」はNGです。

運動をして汗をたくさんかきシャワーを浴びた後は、気分がリフレッシュして、今日のストレスが発散できた!と思うかもしれません。

しかし、それは脳内の興奮物質による感覚なのです。

注意するポイントは、疲れを増やさないこと

帰宅後は、アロマをたいたり、好きな音楽を聴いたりして、身体を休ませてリラックスさせてあげましょう。

仕事終わりにジムに行った場合、仕事の疲れに運動の疲れがプラスされるように、全ての疲れは足し算されて増えていくのです。


■消化の良い物を食べて疲労回復!

「うなぎや焼肉でスタミナ回復」はNGです。

スタミナ食といえば肉やうなぎを思い出しますが、脂っこい焼肉や脂ののったうなぎを食べると、消化するのに時間がかかるため、内臓に負担がかかり余計に疲れてしまいます。

注意するポイントは、脂質の多い食材をあえて食べる必要はないこと

疲れている時こそ、胃腸の負担にならない消化の良い物を食べることで、疲れをためないようにしましょう。

1950年頃の戦後は、今のような豊富な食生活ではなかったため、脂質たっぷりの高エネルギーの食事をとることが疲労回復にもつながるとされていました。そのなごりが今も残っているのかもしれません。



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まとめ

疲れがひどい原因は?と正しい疲労回復方法について解説していきました。


  • 疲れがひどい原因は、体・心・脳からくる
  • 正しい疲労回復方法は、ぬるめのお湯につかる・リラックスタイムでのんびりする・消化の良い物を食べるなどがある。

風邪のような微熱や倦怠感、疲労感といった状態が6カ月以上続く場合は、慢性疲労の可能性があります。

疲労が長引く前に、正しい疲労回復方法を行って、少しでも疲れをためない体にしてくださいね。



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